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ダイバーシティーマネジメントに取り組む女たち
第5回: 三菱東京UFJ銀行

最前線で活躍する鈴木初枝さん、三浦宏子さんに聞く

  • 田村 知子

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2007年2月27日(火)

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 CS(顧客満足度)を向上させるために必要なことは何か。2005年5月、経営陣が集まるCS経営向上会議で、こんな議論が交わされた。「それにはまず、CSの担い手である従業員が生き生きと働いていること――。つまりES(従業員満足度)の向上という答えが導き出されました」と話すのは、現在三菱東京UFJ銀行の人事部・女性活躍推進室室長を務める鈴木初枝さんだ。

三菱東京UFJ銀行 人事部 女性活躍推進室 室長の鈴木初枝さん(写真:鈴木 愛子、以下同)

三菱東京UFJ銀行 人事部 女性活躍推進室 室長の鈴木初枝さん (写真:鈴木 愛子、以下同)

 「当行では、派遣社員も含めると全行員・スタッフの約6割が女性。まず取り組むべき課題は、この女性たちが働きやすい環境を整えることだと考えました」。そこで企画部CSR推進室と人事部企画グループは、本部、営業店、マーケット担当、システム担当などの部署で係長以上の8人の女性を抜擢し、ワーキンググループを発足させた。

 グループには、「新しい働き方研究会‐女性活躍推進隊」という名がつけられた。「新しい働き方研究会」を冠することで、女性の活躍支援はあくまでもテーマの1つであるという意思を示したのだ。「メンバーには、“女性”という枠でくくられることに問題意識を持つ人もいました。男女の区別なく、銀行員として同等に働いているという自負があったからです。でも一方で、男性に比べて置き去りになっている感も否めない、という声もありました」と鈴木さんは言う。

 2005年9月に「新しい働き方研究会‐女性活躍推進隊」の第1回の会合を開催し、翌月にはイントラネット上で、女性の活躍支援に関するアンケートを実施した。女性だけでなく男性にも参加を呼びかけ、女性には「いつまで働きたいか」「どのポジションまで目指したいか」、男性には「女性にいつまで働いてもらいたいか」「どのポジションまで目指してほしいか」といった質問事項を設けたところ、約1万人のうち3500人以上の回答があった。

 「新しい働き方研究会‐女性活躍推進隊」では、このアンケート調査をまとめ、2006年2月のCS経営向上会議で、女性にとって働きやすい環境をつくるための施策を提言。女性総合職の採用数の増加、女性管理職の数値目標の設置、各種支援制度の見直しなど、40項目に及んだ。

 女性の活躍支援を専任する組織を求める提言もあり、2カ月後の4月には、人事部内に「女性活躍推進室」が新設された。「現場からの声と経営層からの後押しは、ES向上を推進する大きな力になりました」と鈴木さんは話す。女性活躍推進室が設置された後も、「新しい働き方研究会‐女性活躍推進隊」は21人にメンバーを増やし、より現場に近い立場で活動を続けている。

 女性活躍推進室のメンバーは6人で、室長の鈴木さん以下、調査役の2人の女性が専任、また人事部の男性と名古屋、大阪に在籍する女性2人が兼務で参加している。推進室では推進隊が集めた現場の声をもとに、「女性のキャリア形成支援」「ワークライフバランス施策」「意識改革」の3つの柱を打ち立てた。

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