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【第10回】ノリカはずるいか?

「紀香的決断」が女性たちに与えるインパクト

  • 白河桃子

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2007年3月13日(火)

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 先日、20~30代独身の女性数人に会ったのだが、あるPR会社勤務のミカさん(25歳)が「紀香はずるい」と発言した。このコラムでは既に、藤原紀香の男選びを神田うの、矢田亜希子と比較して取り上げている(参考記事はこちら)。しかし「陣内紀香カップル」については、先日の挙式以来、話題が途切れないので、今度は「紀香的決断」から見る「キャリモテ時代の男性選び」について取り上げたい。

 冒頭のミカさんの「紀香はずるい」発言を、私はこう解釈した。「紀香は、本当に好きな男、いい男を手に入れるための戦いを諦め、適度なところで手を打った計算高い女だ」という意味で、ミカさんのような20代女性(美人で仕事もできて、「いい男争奪戦」の現役真っ盛り)には、「ずるい」と映ったのだろう、と。

 しかし「紀香的決断」に対する女性たちの反応は、おおむね好意的である。レイカさん(29歳、マーケティング会社勤務)は「『そこで手を打ったか』という感は否めませんが」と言いつつも、「それができる紀香さんの“男らしさ”と“本当の幸せに必要なモノを判断できる賢さ”は、さすがです」と絶賛している。

 レイカさん自身かなりの「モテ女」で、いわゆる「ヒルズ族」などとパーティーで毎夜盛り上がるような、「バブルアゲイン」の華やかさの中にいる。しかし、「深夜まで食事会やら合コンで、へとへとになって帰宅して、また仕事に行くという今の生活から、そろそろ足を洗って、手を打ちたいです」という。このあたりの見切りの良さは、さすがに今の20代。バブル世代の女性は、30歳を過ぎるまでは、そんなことは考えなかった。

 一方、「紀香はずるい」発言に対する30代女性の反応は少し異なる。「本当はもっとイイ男を選べるだろうに、リスクの高そうな『モテ系イイ男』よりも、無難でも確実に自分を幸せにしてくれる男を選んだことが、20代女子からはずるく見えるのかなあ」と言うのが、ヒロミさん(37歳)だ。

 30代のヒロミさんからすれば「紀香的決断」は、「いろいろ学んで大人になったからこその、いい意味での妥協」と映る。「彼女は結婚に求めるもの、幸せの形がハッキリ見えて、いわゆるイイ男が絶対条件ではなくなったのでは?」

 さらにヒロミさんは続ける。「紀香は自分に自信ができたからこそ、足りない分は自分で稼げばいい、と思えるようになったのでは? また、紀香の方にも『幸せにしてもらう』だけじゃなくて、『幸せにしてあげたい』という包容力が出てきたのではないかなあ」

 マリさん(39歳、大手メーカー勤務)は、「20代女性は、『妥協するにしても“陣内クラス”でいいのかな。紀香だってもう、微妙なポジションなのに…』と、非常に現実的で辛口ですね。でも私は、紀香と陣内はとても幸せそうでいいと思う。私も昔は、結婚に多くのものを求めていたけれど、今は気が合うヒトと余生をのんびり穏やかに暮らすのもいいかな、と思っています」と言う。

「欲しいものがいろいろある結婚」を諦められない20代

 最後にユミさん(25歳、メーカー勤務)は、「紀香が男に求めるものは、お金でも頼りがいでもなく、『癒し』と、大事にしてくれるということなんだと思います」と言う。でも、ユミさんが自分自身の結婚観を分析すると「欲しいものがありすぎて、諦めが悪い」のだそうだ。「私は両親には好きなことをしていいと言われて育ち、社会人になった今は、仕事のプレッシャーに葛藤しながらも、自分のお金で好きなことができる生活が楽しいんです。結婚しても、今の生活を続けたい。となると、女性が仕事をすることに理解があり、ある程度の収入のある夫でないと…」

コメント40件コメント/レビュー

「ノリカはずるい」の解釈、私の解釈も下の方と類似です。これまである一定の評価基準の中でしのぎを削り、美しさを競い、その頂点に君臨して来た(と思われる)人が、盛りを過ぎたとたんにその評価基準を放り出してしまった。にもかかわらず世の中的にはそれを認める方向である、というのが「するい」の根拠でしょう。まあ、芸能人という性格上、いつまでも若さと美しさを売りにはできないので、近年の社会奉仕活動的な部分は仕方ないでしょうが。(ミニ徹子などと批判されてますが)男性に限らず女性も序列社会。一生懸命頑張っていまどき三高キャラを目指している方々にとってはいまさら「三高やーめた」といわれても困っちゃうんでしょうね。(2008/04/29)

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「ノリカはずるい」の解釈、私の解釈も下の方と類似です。これまである一定の評価基準の中でしのぎを削り、美しさを競い、その頂点に君臨して来た(と思われる)人が、盛りを過ぎたとたんにその評価基準を放り出してしまった。にもかかわらず世の中的にはそれを認める方向である、というのが「するい」の根拠でしょう。まあ、芸能人という性格上、いつまでも若さと美しさを売りにはできないので、近年の社会奉仕活動的な部分は仕方ないでしょうが。(ミニ徹子などと批判されてますが)男性に限らず女性も序列社会。一生懸命頑張っていまどき三高キャラを目指している方々にとってはいまさら「三高やーめた」といわれても困っちゃうんでしょうね。(2008/04/29)

「ノリカはズルイ」の意味を、私は違うように解釈します。「20代の女性は、高学歴・高収入の男性と結婚することを目標とし、そしてその裏側にある本当の目的は、友人などに自慢できるもしくは紹介しても恥ずかしくない人と一緒になり、自分の評価を高めるため。その為に自分自身も一生懸命努力している。なのにノリカは全く正反対の男性と結婚したのにもかかわらず、高評価を得ることができた。だけど自分には、陣内のような男性を選んで高評価をもらえる自信がない。だからズルイ」ということではないでしょういあ。30代になると、「結婚できないこと」が一番恥ずかしいことになる。そうなった時に、今まで築いていた男性の条件枠が撤回され、男性の内面を初めて見るようになり、オタクだろうが収入が低かろうが、どうでも良くなるのだと思います。(2007/12/05)

年収等関係なく、自分が自然体でいられる人と一緒になれば幸せでは?夫婦共働きすれば最低でも月収30万円はいけます30万円あればほどほどにいい暮らしできます愛情だけで結婚する人はいないというコメントがありましたが、私はそうでした(2007/12/04)

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