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ダイバーシティーマネジメントに取り組む女たち
第6回:TOTO

最前線で活躍する田口みやまさん、江藤祐子さんに聞く

  • 田村 知子

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2007年3月20日(火)

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 「2003年に木瀬が社長に就任してから、TOTOは本気で女性の活躍支援に取り組んでいます」。こう話すのは、TOTO「きらめき推進室」室長の田口みやまさんだ。木瀬照雄氏は社長就任後、若手社員を中心に男女30人を集め、2010年に向けての展望を考える「2010年プロジェクト」を立ち上げた。

TOTO きらめき推進室室長の田口みやまさん(写真:皆木 優子、以下同)

TOTO きらめき推進室室長の田口みやまさん(写真:皆木 優子、以下同)

 TOTOでは1992年に女性総合職の積極的な採用を開始し、以降も育児休業制度や短時間勤務制度といった仕事と生活の両立支援にも注力してきた。社員の平均勤続年数は男性21年、女性で18年とほぼ並んでおり、新入社員の定着という意味では男女ともに成果が見られた。

 「2010年プロジェクトでは、『2010年には、自立した社員が次々と生み出される会社になる』というビジョンが掲げられ、2004~06年度の中期経営計画にも盛り込まれました」と田口さんは言う。

 「そのビジョンを具現化するに当たり、改めて当時の社員意識調査結果を考察すると、会社に定着はしているものの、仕事に対する充足感は女性の方が低いという事実が見えてきました。そこで女性自身がこの問題を考え、自らの働き方を見直していくプロジェクトが必要ではないかという声が上がったのです」

 新たなプロジェクトの立ち上げに当たり、人事部は当時、IT推進部のグループリーダーを務めていた田口さんのほか、UD(ユニバーサルデザイン)推進本部主査の江藤祐子さんら女性管理職を集め、「女性きらめき委員会」を発足した。

 しかし、一つ問題があったと江藤さんは言う。「委員に指名されたのは、管理職の女性ばかりでした。つまり、自分なりに頑張って既に仕事の成果を上げている人たちだったので、働き方に対する問題意識を当時はあまり持っていなかったのです」。そこで、もっと広く様々な立場にある女性の声を聞くため、「女性きらめきプロジェクト」を始動させることになった。

 2004年にスタートした「女性きらめきプロジェクト」では、公募で集まった27人の女性がメンバーとなり、女性の仕事の現状や今後の方向性を探った。「一般職や専任職(地域特定総合職)、総合職などいろいろな立場の女性が集まると、仕事に対する考え方は女性同士でもそれぞれに違うということが分かりました」と江藤さんは話す。みな仕事に対して意欲的で、問題意識も持っていたが、いざ新しい仕事にチャレンジするような場合、戸惑う人も多かった。江藤さんは、そこに女性の活用支援の課題を感じたと言う。「自分の業務以外の仕事をする機会がなかったのでしょう。キャリアとは、(自分の仕事以外の)機会と経験が必要なものだ、と感じました」

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