コンピューターの世界で、「欲張り法」という手法があるのをご存じだろうか。原語はGreedy Methodという。難解なコンピューター用語の中で、妙に“人間的”なこの言葉。「欲張り法」を大まかに言うと、「ゴールが分からない状況で、すべての選択肢を試す余裕がない場合、取りあえず現時点で手近にある中で最も良いものを選択する。すると現在の状況が変わる。次に、その時点で最も良いと思うものを選択する…」というものだ。
この手法では、後戻りは許されない。このように最後まで欲張りながら、その時点で最良の選択をするという操作を繰り返すと、最終的にはかなり良い結果につながる、というのが「欲張り法」の考え方だ。これは例えば、ネットワークで最短経路を見つける計算などに利用される。
「欲張り法」と最初に聞いた時、「なんだか人生と似ている」と思ったものだ。人生もゴールは見えないし、すべての選択肢を試している時間もない。もちろん後戻りもできない。しかし、その時点で目の前にあるものの中から最良の選択をしていけば、最終的には夢が実現できるかもしれない。


カラーコンサルタントの廣野峰子さん(上)と、ゆらぎ療法士の榊優維さん(下)(写真:山下晃伸、以下同)
…そんなことを感じさせるイベントが、3月3日、六本木ヒルズレジデンス コミュニティーホールで開催された。アロマセラピー、ウオーキング、英会話、ワインやチーズの試食と、盛りだくさんの内容だ。題して「なりたい自分になる〜夢の実現〜」。今回は、このイベントの模様をリポートする。
イベントを主催したのは、カラーコンサルタントの廣野峰子さんと、「ゆらぎ療法士」の榊優維さんの2人。廣野さんは、「Piacere!倶楽部」を主宰、榊さんはYHP(ゆらぎヒューマンパーク)協会を主宰する。ちなみに「ゆらぎ療法」とは、ゆらぎ(1/f )の周波数を体に導入する気功療法だそうだ。廣野さんも榊さんも、夢の実現をテーマにセミナーやレッスン、イベントを精力的に展開している。
イベントに参加した七十数人のうち約8割は女性で、そのうち50人以上はワーキングウーマン。大半が30〜40代で、主催者の廣野さんによると「バブル期にOLを経験し、その後子育てなどを終え、また自分自身に目を向け始めた世代」とのことだ。
今回のイベントの特徴は、様々な分野から多くの講師が登壇したことである。彼ら自身も紆余曲折を経て自分の夢を実現し、やるべきことを見つけてからは、そのスキルを仕事やボランティアに生かしている。
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