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【第1回】キャリアセレブとは、どんな女性?

幸せな生き方とは、「王子様との結婚」や
「ガンダム女の人生」だけではない

  • 植田 寿乃

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2007年4月23日(月)

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女性としての輝きを忘れずに(書:植田寿乃)

女性としての輝きを忘れずに
(書:植田寿乃)

 キャリアセレブとは、どんな女性を言うのでしょうか。それは、自分のキャリアで自分の理想の人生を実現する、美しく優雅で知的な女性のこと、と私は定義しています。「キャリアセレブ」としての生き方を、21世紀の働く女性たちの生き方として提唱していきたいと思っています。
 
 私が「キャリアセレブ」という言葉を使い始めたのは、2005年の春頃からです。当時、六本木ヒルズ族との結婚で、「セレブ」になった女性が脚光を浴びていました。普通の女性が王子様に出会い、求婚されてお金持ちになり、優雅で素敵な生活を手に入れる、というシンデレラストーリーです。当時のヒルズ族は、王子様の集団のようにもてはやされていました。

 ただ、私が提唱する「セレブ」は、ヒルズ族と結婚して得られる人生とは異なるのです。順にお話ししていきましょう。
 
 普通「セレブな生活」というと、白金あたりで大型犬を散歩させながら、優雅にランチをしている主婦の姿が思い浮かびます。銀座のブランドショップで、夫のカードで買い物。歌舞伎、オペラ、バレー鑑賞などが趣味で、エステティックサロンに通って、お手入れも完璧。女性として、そんな生活に憧れるのは当然のように思います。

王子様との結婚が「女性の花道」だった1970年代

 このような生活を手に入れるには、ある時代までは結婚という手段しかありませんでした。私の母は今から30年前に、「女の幸せは誰と結婚するかで決まる」と私に教えました。当時大学生だった私が「就職したい」と言うと、母は「女性が働き続けるなんて、恥ずかしい」とすら言いました。
 
 箱入りで結婚、または結婚退職が「女の花道」の時代でした。今思えば、私が最初に就職した自動車会社で、30歳を過ぎても独身で働いている女性の先輩たちが、周りから「オールドミス」と陰口を囁かれ、肩身が狭そうにしていたことを思い出します。今では信じられない時代です。

 それから20年、時代は大きく変わりました。しかし女性の潜在意識の中に、玉の輿に乗りたいという願望は根強く残っています。シンデレラストーリーを信じて生きている女性は、意外に多いはずです。シンデレラストーリーは、「王子様が永遠に大切にしてくれて、一生幸せに暮らしました」というところで終わります。しかし、現実はどうでしょう。そんな素晴らしい王子様はいるのでしょうか? 王子様のメッキがはがれて普通の人になってしまったり、王子様の愛が他の女性に移ってしまったり、思いもしなかったことが起こります。

 二十数年前、大学3年生だった私も、当時の王子様だと思った医者と学生結婚をしました。「玉の輿」と言われ、周りから羨ましがられた私の結婚は、5年後に家庭裁判所での調停離婚という形で終止符を打ちました。
 
 離婚当日に裁判所を後にしながら、「この世に王子様なんていない。男性に幸せにしてもらおうなんて、絶対に駄目。自分の力で生きなきゃ!」と心に誓ったことは、今でも覚えています。シンデレラストーリーは、現実では起こらない夢の物語だからこそ皆が憧れるのかもしれません。

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