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第3回 暗記を確実にする2×4法

無駄なことは覚えず、覚えたことは定着させる

  • 葉玉 匡美

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2007年6月21日(木)

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 暗記が苦手である。とにかく、覚えたことをすぐ忘れる。だから、よく怒られる。子供の時は母から、学校では先生から、今は妻から。「忘れるのなら、メモを取れ」と怒られるが、どうせメモを置き忘れるから、メモは取らない。グータラである。

 そもそも世間に蔓延する「勉強=暗記」というイメージが私のような暗記恐怖症を生んでいる。昔、司法試験受験生が、六法全書を食べて暗記しているドラマがあった。私はグルメなので六法全書は食べないが、初心者の頃はそれくらい暗記しないと合格しない、と思っていた。

 ところが、弁護士の人と話してみると、六法全書なんかちっとも暗記していない。そのくせ法律のことをもっともらしく語り続ける。

 それで、分かった。

 意味も分からず丸暗記するのは駄目、忘却しても駄目。

 暗記と忘却の狭間に隠れていて、きっかけを与えると脳の奥底から浮かび上がってくる定着した知識こそ、一番必要とされているのである。司法試験に限らない。他の試験でも、仕事でも、問題解決のために役に立つのは、定着した知識である。

 脱時空勉強術は、課題を切断し、即時処理した後、処理した課題を結合させる。意味不明の情報の羅列では結合しようがない。

 だから、丸暗記よりも定着を優先させる。どうやって定着させるか。コツは
(1) 情報の意味を楽しむ。
(2) 教師になる。
(3) 暗記しないことで暗記する。
の3つである。

情報の意味を楽しむ

 脳とハードディスクの最大の違いは、脳は無意味な情報をそのまま記憶するのが苦手だということだ。

 例えば、歴史の年号を暗記したい時は、(1)「いい国作ろう、鎌倉幕府」などという語呂合わせで主要な出来事を覚え、(2)それを基点に前後する出来事をストーリー仕立てで覚えるのが王道である。これは、年号という無機質な情報に意味を持たせて、脳にメモしているのである。

 情報が興味深いものであればあるほど、脳に深く刻み込まれる。

 だから、情報をインプットする時に一番大事なことは、情報の持つ意味を理解し、それを楽しむことである。その場で確実に記憶しなくても、「へーっ、そうなんだ」と、うなずければよい。

 逆に、意味も分からないまま、丸暗記に時間を割いても時空の無駄使いというしかない。
 情報を意味不明のまま放置しないのは、定着の第一歩である。

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