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第5回 整理を拒否して能率を上げる

机を使い倒す50センチメソッド

  • 葉玉 匡美

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2007年7月5日(木)

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 机の上が汚い。小学生の時から30年間、机が何度変わろうとも、私の目の前の机は、すぐに本や資料で埋め尽くされる。天板は見えず、たまに雪崩も起こる。

 私の机を見た人が「これで、よく資料を見つけられますねえ」と感心してくれることもある。しかし、存在するはずの資料を発見できないことも多いので、その感心は勘違いである。若干、申し訳ない。

 ただ、「こんな状態じゃ勉強できないでしょ。片づけたらどうですか」と言う人に対しては「こんな状態だからこそ、能率的に勉強できるんだ」と言い返す。

 強がりではない。発想を転換してみよう。

 人は、なぜ資料を整理するのか。資料を探しやすくするためである。だから、整理法の本を見ると、資料の検索スピードを少しでも速めるために、いろんな工夫をして整理しようとする。

 では、180度見方を変え、机の上で資料を探すのをやめてみたら、どうだろう。

 資料を探さないのだから、整理する必要はなくなる。机は、資料を「使う場所」であり、「探す場所」ではないと割り切る。これが脱時空勉強術の机の使い方である。

50センチメソッド

 机は資料を使う場所だから、探しやすさではなく、使いやすさだけを追求すればよい。

 そこで、前回の情報3分法と同じように、机の上の資料を、課題処理(OUTPUT)というモノサシを使って配置してみる。すなわち、実際に課題処理のために使っている資料だけを、自分から半径50センチの半円内に平積みしていくのである。

 課題が増えてきて、50センチ半円のスペースがいっぱいになったら、あまり使ってなさそうな資料の上に、新しい資料を十字にして積み重ねる。とにかく、最新の資料を近くに見えるように置いていく。それ以外は気にしない。

 資料の山が大きくなりすぎて、今、使っている資料の表紙が見えなくなったら、山の頂上から3センチ分くらい取って、残りの資料は半円の外に押し出そう。なんなら、捨ててもよい。

 とにかく、50センチ半円の中で、今、使っている資料へのアクセス速度だけを追求する。これを「50センチメソッド」と名づける。

机はキャッシュ

 なぜ50センチかというと、体を動かさなくても手が届く距離だからだ。体を動かすのは面倒くさいし、体を動かさなくて済めば、情報へのアクセス速度は上がる。

コメント24件コメント/レビュー

だから、掃除のおばさんは、会社の内情や機密がよく分かっているんですね。なんて。1人の事務所ならあり得るでしょうが、会社としては困るでしょうね。資料が共有できていないのですから。整理は、素早く検索するためにあるのですが、個人のためではなくチームの誰もがアクセスしやすい環境を作るのも、目的だと思うのです。(2007/07/09)

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

だから、掃除のおばさんは、会社の内情や機密がよく分かっているんですね。なんて。1人の事務所ならあり得るでしょうが、会社としては困るでしょうね。資料が共有できていないのですから。整理は、素早く検索するためにあるのですが、個人のためではなくチームの誰もがアクセスしやすい環境を作るのも、目的だと思うのです。(2007/07/09)

野口教授の超整理法と全く同じコンセプトの「整理法」です。私もやってみようと思って試みましたが、私が属する会社の仕事の仕方(日本企業、ですので個人がベースになっていない)では無理がありました。検索スピードのメリットよりも捨てることのデメリットが多かったのでした。弁護士や大学教授なら適用できるのでしょうが、個人の脳みそでアウトプットが完結する仕事でないと難しいのでは?職務分掌はおろか雇用契約すら曖昧な日本のサラリーマンは真似したくてもできないと思います。(2007/07/08)

どこが機能的だか、全く理解できない。 ”どんな場合でも、机の上をひっくり返して探すのだけは避けよう。”とあるが、だったら初めからあなたの机の上にある物は、全部捨ててしまえばよい。 使いもしない資料の山を机の上に保管している事に何か意味があるのか?あなたの主張は、整理整頓の出来ない人間の言い訳にしか聞こえない。(2007/07/06)

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