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【第4回】決断力を高めるための「表」つくりのススメ

数値化した一覧表を作成し、意思決定のベースに

  • 西山 昭彦

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2007年7月18日(水)

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 何か問題にぶつかった時、「解決策が見つからない」「決断ができない」と悩むことは、誰しもあるだろう。そんな時、頭の中だけでごちゃごちゃと考えていても、総合的に判断することはできない。まずは解決に導くために、表を作って状況を客観的に整理することが必要だ。

 直面した問題は、どうしたら解決できるのか。答えは簡単だ。解決につながる選択肢をピックアップし、それを選ぶための判断基準を設ければいい。まずは、選択肢と基準となる事柄を軸にした一覧表を作ることを勧めたい。

 表の構成は、次の通りだ。まず選択肢、そして判断基準を羅列する。それぞれの項目は、網羅的かつ排他的であることが重要だ。つまり漏れがなく、重複もしないようにする。

 例えば身近な問題の一例として、3つの仕事のうちどれを優先するかを決める場合を考えてみよう。今回は、エクセルで表を作成してみた。「A.上司の依頼:商品の市場調査」「B.自分の企画:他社との新プロジェクトを提案」「C.部の仕事:半期実績報告会で指針」の3つを選択肢とし、縦に並べていく。

 横の列には、3つの仕事のうちどれを選ぶかの判断基準となる項目をピックアップする。ここでは「1.緊急度」「2.負荷量」「3.戦略性」「4.関係性(顧客/社内)」「5.成果に結びつく可能性」の5項目を挙げた(判断基準となる項目は、さらに増やしてもいい)。

 ここまで終わったら、選択肢ごとに判断基準となる項目についての点数を5点満点で入れていく。点数の合計を出した結果から、どの選択肢を選ぶべきか決めればいい。こうしてできたのが表1である。

表1 優先すべき仕事(選択肢)と判断基準
選択肢\判断基準 緊急度 負荷量 戦略性 関係性(顧客/社内) 成果に
結びつく
可能性
合計
A 上司の依頼
(商品の市場調査)
3 4 2 2 2 13
B 自分の企画
(他社への新プロジェクト提案)
4 4 3 5 2 18
C 部の仕事
(半期実績報告会で指針)
3 4 5 4 4 20

 できた表を客観的に眺めて考えついたことが、意思決定のベースになる。点数が高い選択肢を選ぶことは現時点でのベストな解決策になり得るだろうし、点数が低すぎる選択肢は後回しにするなり、考え直すなりしなければいけないだろう。

 さらに、表の選択肢にウエイト(重み)をつけるという方法もある。イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートによる「パレートの法則」を考慮してみよう。

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