「伝わる「図解術」」

伝わる「図解術」

2007年8月3日(金)

図解とはコミュニケーション力を高めるツールである!

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図解には大きく分けて2つのメリットがある。

1つは自分の頭の中を整理できることだ。仕事でややこしい問題に直面した時や情報過多で混乱した時に、キーワードやデータから図を描いてみれば、答えやヒントが見えてくる。

もう1つはビジネス上の相手に考えを伝えやすくなることだ。言葉では説明しにくい事柄も、図にして見せれば「そういうことか」と一発で分かってくれる。説得力も格段にアップする。

2つのメリットは密接な関係にある。なぜなら、相手にきちんと伝えるには、自分の頭の中を整理しなければならないからだ。

まずは図解で頭をスッキリさせるべし。そのうえで図解で顧客や上司に伝えよう。あなたも会社もきっと伸びていく。

文/開米瑞浩、白壁達久、高島三幸、長崎隆司、柳生譲治
写真/ 飯塚寛之、上岡伸輔、齊藤哲也、鈴木愛子、室川イサオ、ヤマグチタカヒロ、吉田明弘


伝わる「図解術」は、以下の5回分をビジネス基礎体力で掲載しています。

まずは頭の中をスッキリ
考えを整理する「5つの基本形」

 「仕事に役立ちそうな情報はネットからいくらでも集められる。問題はそれをいかに整理するか。そこで役立つのが図解です。私は仕事のテーマが決まったら、何が重要なのかを図解によって判断していきます」

 三菱総合研究所の奥村隆一さんは、政策提言やコンサルティングなどの仕事に着手する際、真っ先に図解に取りかかる。コピー用紙の裏紙に手描きで図を描き、課題を整理するのである。

 「限られた時間で新しい仕事を片づけなければならない時に、『とりあえず着手する』では失敗します。必要な作業とその流れなどを図解しながらイメージをすると、『これとこれは関連しているからまとめてやろう』などと見通しが良くなる。図解は業務を効率化するツールでもあるのです」

奥村流・図解で考えを整理するコツ(状況を把握する場合)

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