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【第5回】働く女性のストレスマネジメント

悩みは書き出して分析し、平静心を保って対処する

  • 西山 昭彦

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2007年8月22日(水)

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 米国・ハーバード大学のコッター教授他の調査によると、リーダーに必要な4要素は、「多様な経験」「人間関係のうまさ」「ミスへの対処」「ストレスマネジメント」とされている。

 日本では、「ストレスマネジメント」に関して軽視されている傾向がある。一般社員の問題として出てくることはあるが、リーダーや役員の課題にされている例はほとんど見ない。しかし、経営層へとキャリアアップしたり、管理職の目標や評価、処遇がシビアになってくれば、ストレスマネジメントの重要性は増してくる。

 2006年、西山経営研究所で「働く女性のストレス実態調査」を行った。これは20~59歳までの有識女性4718人に行った調査で、職場でストレスをどのくらい感じているかをアンケートしたところ、高い結果が出た。こうしたストレスへの対処は、今や戦略マターと言っていい。

最近1年くらいの間、仕事や職場関係において、ストレスを感じたことがありますか?

グラフ1 最近1年くらいの間、仕事や職場関係において、ストレスを感じたことがありますか?

 「最近1年くらいの間で、仕事や職場関係でストレスを感じたことがあるか」という質問に対しては、グラフ1のような結果が出た。

 これを見て分かるように、職場でのストレスに関しては「大いにあった」が67.7%、「少しあった」も入れると計95.3%と、ほとんどの女性が仕事や職場関係でストレスを感じている。

 次に、役職と仕事の満足度の関係について調査した。ここでは「経営層」「中間管理職」「専門職・技術職」「一般・派遣」に分けて、給料、人事評価、人間関係などに関してどの程度満足しているかを聞いた。今回はその中で、「中間管理職」の女性のうち「ストレスが大いにあった中間管理職」と「ストレスが少しあった中間管理職」で、仕事への満足度がどの程度違うか見てみよう。

ストレスが大いにあった中間管理職の仕事の満足度

グラフ2 ストレスが大いにあった中間管理職の仕事の満足度

ストレスが少しあった中間管理職の仕事の満足度

グラフ3 ストレスが少しあった中間管理職の仕事の満足度


 グラフ2とグラフ3から、「ストレスが大いにあった」と答えた中間管理職は、人間関係と目標達成の面での満足度が低いことが分かる。

 また、このアンケートでは調査していないが、職場でのハードワークが一般化しており、一人ひとりの責任もかなり重くなっている。ヒアリングで労働環境を聞いてみると、30代で毎日の退社時間が10時過ぎという人も少なくなかった。

 また、入社5年目までに昇格に差をつける企業も増えており、仕事に対する評価は厳しく、社員間の競争も激しくなっている。その結果、「失敗を恐れる」「失敗したことをずっと悔やみ続ける」「面接やプレゼンに弱い」「考えすぎて不眠になる」「評価や昇格が心配」といったように、感情面で不安定になる症状が見受けられた。

 このようなことを、過度に心配するのは体によくない。自分自身を平静にキープしていく、そのようなセルフマネジメントができなければ、ハードな環境で働くのは負担が大きくなる。

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