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【最終回】キャリアセレブな生き方は
21世紀のライフワークの理想像

  • 植田 寿乃

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2007年9月25日(火)

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 以前私が執筆した『キャリアセレブになる36の秘訣』(PHP研究所)を読んだという40代の男性の方々から、感想やコメントをいただく機会が増えています。この本でも、今回の連載でも触れた「自立」「自然体」「共感」を大きなテーマにしています。

 ご連絡を下さる男性は、部下の女性たちのことを理解しようと思う管理職、人材開発部の担当者、友人の男性経営者たちですが、どの方も異口同音にこうおっしゃいます。「この本は、女性だけでなく働く男性にとっても、とても意味のある内容だよ」「共感できるとともに、自分自身の生き方をいろいろ反省させられた」「家庭を顧みず仕事だけで生きてきて、今になって焦燥感を感じるような自分たちの世代にとってぐっとくる内容だ。もっと早く気づきたかった」

男性にも「キャリアセレブ」はいる

 「キャリアセレブな生き方」を私は提唱していますが、実はこれは男性の働き方にも言えることです。今の40代以上の男性の働き方は、ある意味偏っていたと言えるでしょう。仕事優先の「滅私奉公」的な働き方の結果家庭での居場所がなくなり、定年と同時に熟年離婚というのでは、あまりにさびしい人生の最終ステージです。仕事にも人生にも充実感を持つこと…。それは、男性にも響くメッセージなのかもしれません。

 私は現在「女性と組織の活性化研究会」を主宰し、今年2月から定期的に研究会を開いています。メンバーは企業の「女性活躍推進プロジェクト」の担当者や、人事、人材開発部門の方々です。研究会のメンバーの9割が女性ですが、私はこの会を進めるうちに、企業の人事制度や世の中全体の流れが、女性たちにとって非常に追い風になっていると感じます。

女性であることを捨てず忘れず使わず

女性であることを捨てず忘れず使わず
(書:植田寿乃)

 もちろん、企業によって状況は大きく違いますが、女性の活躍推進に対して何もしない、手つかずという会社は非常に少なくなってきています。数年それに取り組んでいる企業の中には、女性が結婚出産をしながらも無理せずに仕事を続けることも可能になりつつあります。また、女性が管理職になることを推進する企業も増えています。つまり、キャリアセレブになる環境や風土ができつつある中、女性自身がどう生きていくかが重要なポイントになってきます。

 仕事とプライベートの両立のために権利だけを主張し、不満ばかりを言う態度や、制度をめいっぱい使うのが当然という意識で働くのは、キャリアセレブではありません。この環境の中でどのような意識で生きるかが、働く女性たちの真価を問われるところです。

 男性たちと上手に融合していくために、会社ではどのような働き方をしたらいいのでしょうか。私自身25年間働いてきていますが、働く女性たちに贈るメッセージは次の通りです。

 「女性を捨てず、忘れず、使わず」

 「男性に負ける」「負けない」という観点で仕事をするのはやめましょう。「男のような女」「男以上にタフな女」というレッテルは、決して素敵とは言えません。そして、女性であることの適齢期をしっかり意識しましょう。結婚適齢期というよりも、出産適齢期です。その時期は、意識して自分のライフバランスを見つめてください。「忘れてしまって、時期を逃した」では済みません。

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