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出産したいが、社内に前例もなく迷っています

  • 武位 教子

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2007年10月31日(水)

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今回の回答者
※Webメンターへのご質問を募集しています。オフィスでの仕事や人間関係に関するご相談をこちらまでお寄せください。性別、業種と年齢もお書き添えください。

今回の相談
Q 出産を考えていますが、古い社風で理解が得られず迷っています。

 総合職として働く35歳女性です。まもなく管理職(マネジャー)になる予定ですが、年齢のこともあり出産を検討しています。

 わが社では、バリバリ働くキャリアウーマンは歓迎されますが、出産はあまり歓迎されないようです。男性社員に共働きの人は少なく、ほとんどは「妻が専業主婦」なので、私の悩みが分かる人がいません。以前、直属の上司に「いつ子供を産んで辞めるの?」と聞かれたこともありました。

 自分のキャリアパスの中で、管理職は経験し、いつかは経営に関わりたいと思っています。しかし、このような社風の中で出産するべきか、出産のために転職するかまたは出産を諦めるか、迷っています。今の仕事はとてもやりがいを感じているので、もし転職しても職種は変更したくないと思います。メンターの皆さんのご経験に基づき、アドバイスをいただければと思います。(マーケティング、35歳、女性)

Webメンターがお答えします

山岡正子さんの回答
A 出産した女性の前例がなければ、あなたが作りましょう

 「男女平等」と言いながらも、企業の中で働くうえでは、女性は男性以上に数々の障壁に突き当たることがあります。

 結婚、出産、子育て、親の介護…。同じようにキャリアを持って働きながらも、どうしても女性にかかる負荷が大きくなりがちです。あなたのように、社会に出て10年が過ぎ、仕事の面白みが分かってきた頃がちょうど「出産を考えなければいけない時期」とぶつかってしまうというのも、女性特有の悩みです。

 しかし、女性には女性なりの働き方があります。出産を検討されているということなので、既に結婚されているかもしれません。結婚の際にも、準備や新婚旅行で仕事のペースを少し落としたことがあったのではないでしょうか。その時、会社がそれを受け入れてくれたのなら、出産も同様と考えましょう。

 出産の際は1年近く会社を休むことになるでしょうが、1年後に復帰したあなたと入社1年目の社員を比べたらどうでしょう? 企業も女性の仕事力を認め始めていますし、もう女性に対して「腰掛け」的な仕事の仕方を望んではいません。

 あなたの上司が「いつ子供を産んで辞めるの?」とおっしゃったことは、世間一般的な会話でしかないと思うので、心配する必要はありません。「自分はこの会社の力になるためにも、出産後も継続して働きたい」という意思を伝えたうえで相談すれば、協力的な回答をいただけると思いますよ。今の会社でそうした前例がないのなら、あなたが前例を作ってあげれば、今後の女性社員の働き方も変わってきます。

 もちろん出産、子育ての一時期は、今と同じようにバリバリ働くのは難しくなります。それでも、その会社で得た経験は、その会社でこそ最も発揮できるものです。

 私の周りにも、出産して働き続けている女性はたくさんいます。子供の面倒を親にみてもらいながら、管理職で働いている人もいれば、子供が幼い時期はパート勤務で小学生になったらフルタイムに戻り、再び「キャリア道」に戻った人もいます。私自身も今の会社で部長職に就いていますが、19歳になる娘がおり、シングルマザーとして働いています。

 転職によるキャリアアップがもてはやされる風潮もありますが、やはり「継続は力なり」。経験と実力を兼ね備え、会社にとって重要な人材となれば、女性として避けられないターニングポイントの時でも、支援してもらえるはずです。

 実際に、あなたが今転職しても子供ができてから転職しても、状況はあまり変わらないと思います。キャリアのために出産を諦める必要もないでしょう。

 子供は神様から贈り物なので、いつ訪れるかも分かりません。その時の自分がどういう立場にいるかによっても、選択肢は変わってきます。あまり意識しすぎて、「産むべきかどうか」と真剣に考えすぎると、贈り物が届きにくくなってしまうかもしれませんよ。

 どうしても心配なら、一度人事部に相談してみてはどうでしょう。そこで「当社は出産する女性を必要としていません」などと言われることは、まずないと思います。

 あなたは今、仕事も充実しているようですし、自然体で働き続けたらいかがでしょうか? 社内にこういう経験を持った女性がいないなら、ぜひ社外の働く女性ネットワークに参加してみてください。様々な経験をしつつ働き続けている女性が多いので、きっと励みになるはずです。

山岡正子さん
山岡正子さん(45歳)

プラネックスコミュニケーションズ企画部長
専門学校を卒業後、翼システムに入社。プログラマー、パソコンインストラクターなどを経て、1995年にプラネックスコミュニケーションズに入社。営業、マーケティングなどを務めたのち、2006年に企画部長に就任。

【吉川まりえさんのお答えは?次へ

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