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【第1回】人間関係は、メンタルではなくメンテナンスで考える

  • 深澤 真紀

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2007年11月15日(木)

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 私は2006年9月からこのウェブサイトで「U35男子マーケティング図鑑」を連載し、それをまとめた『平成男子図鑑』を出したので、「男子の専門家」と思われているかもしれません。

 しかし編集者としては、女性の著者たちと一緒に、女性読者に向けて、女性の仕事から恋愛まで幅広く取り上げた企画を手がけてきました。

 企画を進める中で多くの女性と出会ってきましたが、彼女たちにはこんな悩みがあります。

 「上司が自分を評価してくれない」「彼の本音が分からない」「夫が自分の苦労を分かってくれない」「最近、友人と距離ができてしまった」…。

 このように彼女たちの悩みの多くは、仕事でも恋愛でも家族でも友人でも、すべては「人間関係」が中心になっているということです。そしてその問題の根源にあるのは、女性が人間関係を「メンタル」で考えてしまう、ということです。

 これは、よく言われるような「女性は感情的だ」ということではありません。

 メンタル(mental)とは「精神的」という意味です。精神を重視することは決して悪いことではありませんし、実際にはこれは女性のとてもよい面でもあるのです。しかし、すべての人間関係をメンタル重視で進めていくと、疲弊してしまいます。

男性は「メンテナンス」が得意

 さて男性はというと、女性より人間関係にメンタルを持ち込んでいないように思えます。よく見ると、彼らの多くは家、車、パソコンなどの「メンテナンス」が得意で、上手です。最近は、女性でもメンテナンスが得意な方も増えてきましたが、まだまだ苦手だという方も多いでしょう。

 家、車、パソコンなどは、メンテナンスして長持ちさせていかなければいけません。例えば家なら、屋根の葺き替え、雨どいの掃除や交換、台風への備え、暑い地方なら湿気やシロアリ対策、寒い地方なら雪の対策が必要になります。

 車ならエンジンオイルの交換、車検をどうするかなど、またパソコンならファイヤーウォールやウイルスチェックなどセキュリティーに関する設定など…。多くの男性は、こうした様々なメンテナンスの知識を持つ必要があり、その技術を自然と身につけているものです。これは、男性の強みと言えるでしょう。

 そして、男性はこのメンテナンスという考え方を「人間関係」にも応用しているのです。「人間関係はメンテナンスだ」と考えれば、自分をすり減らさずに、長持ちさせることができるのです。

コメント9件コメント/レビュー

人間関係術にも色々あると思いますが、「メンテナンスで考える」はローリスクミドルリターンという印象を受けました。きっと「もっと熱い本音をぶつけ合おうぜ!」「お互いバリバリ精力的に生きようぜ!」みたいな関係術もあるのかもしれませんが、きっとそれはハイリスクハイリターンなやり方なんだと思います。まあ、どれが間違ってるとかではなく、いくつかのやり方があって選ぶのは自分自身、そのへんをさりげなく伝えてくれるところに好感を持ちました。実践してみたいと思います。(2008/01/24)

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いただいたコメント

人間関係術にも色々あると思いますが、「メンテナンスで考える」はローリスクミドルリターンという印象を受けました。きっと「もっと熱い本音をぶつけ合おうぜ!」「お互いバリバリ精力的に生きようぜ!」みたいな関係術もあるのかもしれませんが、きっとそれはハイリスクハイリターンなやり方なんだと思います。まあ、どれが間違ってるとかではなく、いくつかのやり方があって選ぶのは自分自身、そのへんをさりげなく伝えてくれるところに好感を持ちました。実践してみたいと思います。(2008/01/24)

必要以上に「本音を言わない」人間関係には疲れます。メンテナンスって、不誠実をなじられた男性が女性にケーキを買ってご機嫌取り、なんてことではないですよね?(2007/11/19)

メンテナンス、そういう考え方があったんですね。同感。ただ、それが、終身雇用からくるもの、、というのにはちょっと疑問です。外資系など、自分のキャリアでなんぼっていう世界だと協調というより、個人が能力を発揮して、同僚とはよきライバルだったり、チームメイトだったりして、いい関係が作りやすい傾向があります。これもメンテナンス?でしょうか。(2007/11/17)

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