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ソリの合わない上司とどうつき合う?

  • 武位 教子

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2007年11月28日(水)

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今回の回答者
※Webメンターへのご質問を募集しています。オフィスでの仕事や人間関係に関するご相談をこちらまでお寄せください。性別、業種と年齢もお書き添えください。

今回の相談
Q 直属の上司とのコミュニケーションで悩んでいます

 私は現在係長ですが、直属の上司(課長)にあまり評価されていないと感じます。彼は営業出身、私は企画出身なので、仕事の進め方が違うのも一因かもしれません。

 見ていると、彼は営業出身の社員とはよく一緒に食事をしていますが、私には声をかけることがないため、普段からコミュニケーションを取る機会も少ないのです。つまるところ「ソリが合わない」とでもいうのでしょうか。

 こういうことは、会社ではよくあると思います。友人に相談すると「上司が交代するのを待て」「それでも懐に飛び込め」などと言われますが…。メンターの皆さんは、こういうご経験はありますか? その時どう対処したか、アドバイスをいただければ…。(企画、37歳、女性)

Webメンターがお答えします

本井稚恵さんの回答
A フェアかどうか社内の評価を探り、対応策を取りましょう

 上に立つ者は誰に対してもフェアであること心がけるべきですが、残念ながらそうでない人もいます。まずは、あなたの上司の課長と一緒に仕事をしたことのある人に話を聞き、本人が社内的にどう見られているのか探りましょう。

 「フェアな人だ」という評価が高ければ、あなたのパフォーマンスに課題があると考えましょう。アウトプットが悪いか、または過程に問題があるはず。上司というのはチームのパフォーマンスを最高にしたいわけですから、部下が適切なタイミングで報告をしてくれないのは困ります。早い段階なら軌道修正できても、結果が出てから言われても助けようがないのです。あなたと課長が本当に必要なコミュニケーションが取れているのか、もう一度見直しましょう(具体的な方法は、後述します)。

 次に、「その課長は、部下のパフォーマンスでなく好き嫌いで評価する、アンフェアな態度が認められる」という声が聞かれた時の場合で、対処法は3つあります。

 1つ目は「恭順」。自分も課長に好かれるグループに入ることです。その人が好むコミュニケーションの取り方や仕事の進め方は、見ていれば分かりますよね。胸の内では「そんなの、自分のやり方とは違う」と思っても、自分の感情は殺すのです。最初は努力が要りますが、仕事と割り切ればセンシティブにならずに無視できるのがポイントです。

 2つ目は「受容」。その上司より精神的に一段上に立ち、「みんな、あの人をしようがない人だと思っているのだ。私はああなりたくないけれど、ともあれ受け入れよう」と思うことです。そして仕事は粛々と行い、自分のパフォーマンスは常に最高にすること。相手とは「つかず、離れず」の状態でつき合う方法です。

 3つ目は、この課長となるべく早く離れるように努力する方法。組織で一番難しいのが、上司・部下の関係の解消です。あなたは会社から「この仕事をやりなさい」と言われているわけですから、自分から嫌だと言えばマイナス評価につながりかねません。

 私自身かつて、嫌いな上司がいた時「あの上司とは合わないので辛いです。今は頑張りますが、次はちょっと…」と、自分の人事権を持つ人に言い続けたことがあります。次からは幸いにその上司と組まなくなりましたが、自分のわがままで文句を言っていると思われないためには、その上司がアンフェアだということが周知の事実で、さらに自分の方も仕事をきちんとしていることが前提条件です。

 ところであなたの場合、上司から避けられて疎外感を抱いているようですが、この課長が単に人見知りなのかもしれません。人間は誰でも、自分の知っている人には声をかけやすいものです。課長とあなたとの接点が、まだ少ないだけではないでしょうか。

 私自身、残業している時に「終わったらご飯食べにいかない?」と声をかけやすい部下とかけにくい部下がいるのも事実です。私はできるだけ皆に平等に声をかけるように努力していますが、多分この課長は口下手なのでしょう。

 例えばあなたから、課長に食事に誘われている人たちに「今度行く時は私にも声かけて、連れてってくれない?」と言うといいと思います。あなたが意図的に誘われていないのかどうかも、同僚なら聞けるはず。1回話せば、案外うまくいくかもしれませんよ。

 仕事をしていれば、気の合わない相手はいるもの。こちらがきちんと対応しても、相手がこちらの言葉尻を捕らえたり感情的になったりした時には、自分の感情をコントロールすることに専念しましょう。セルフコントロールの方法は、機会があればまたお話ししたいと思います。

本井稚恵さん
本井稚恵さん(44歳)

アクセンチュア 官公庁本部 エグゼクティブ・パートナー
1987年、大阪女子大学卒業後アクセンチュアに入社。1994年、マネジャーに昇格。2000年、エグゼクティブ・パートナーに昇格。中央官庁における総合機械化システム次期システムのシステム監査、高校・短大・大学における学校・法人改革の企画・実施、独立行政法人における財務・会計システム構築プロジェクトへの参画など。女性キャリア支援活動「Women’s Initiatives」の総責任者として、女性社員のワークライフバランス実現のための社内環境整備、社内外におけるネットワーク環境の構築なども推進する。

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コメント6件コメント/レビュー

現在10人ほどのグループで仕事をしていますが、女性社員は私だけ。上司は、仕事では表面上あまり区別なく接していますが、私はほとんどの宴会に誘われません。「女性は連れて行けない場所」と言いますが、派遣女性は連れて行きます。「お水」なところには行きたくはありませんが、公式行事に近い会社の飲み会で「行けない場所」を設定されるというのは、巧妙な「仲間外れにする技」なのかと思ってしまいます。業務ではないので、どこにも相談できず困っています。時には、宴会(または「行けない場所」での2次会)での話題が、プロジェクトの連絡事項となっていて、私だけ知らされていないこともあるのです…。(2007/11/29)

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いただいたコメント

現在10人ほどのグループで仕事をしていますが、女性社員は私だけ。上司は、仕事では表面上あまり区別なく接していますが、私はほとんどの宴会に誘われません。「女性は連れて行けない場所」と言いますが、派遣女性は連れて行きます。「お水」なところには行きたくはありませんが、公式行事に近い会社の飲み会で「行けない場所」を設定されるというのは、巧妙な「仲間外れにする技」なのかと思ってしまいます。業務ではないので、どこにも相談できず困っています。時には、宴会(または「行けない場所」での2次会)での話題が、プロジェクトの連絡事項となっていて、私だけ知らされていないこともあるのです…。(2007/11/29)

「上司と合わない」といっても、この方も既に係長になられていて、学校卒業されてから15年経たれていて周囲にはこの方を上司と仰ぐ社員も多くいるはずだと思います。この年齢になられても、こういったレベルの不条理に悩んでおられるのでしょうか。それまでは、よほど上司に恵まれて会社生活を送ってこられたのかもしれません。(2007/11/28)

 「報・連・相を増やす」や「自身から上司を活用する」・・そうかもしれませんが、ただしそのための初動となるパワーというか発想というか、それこそ解っていても気持ちがついていかない…といったように、躓くことが多いと思います。 「仕事の仕方が…」という“感覚的な”要素に対しては、いっそ「営業的な仕事の仕方」を体験してみることをお奨めします。これは自身がこれまで培ってきた「企画的な仕事の仕方」を否定することではなく、自身の「仕事の仕方ver2」を築く、ということであり、自身のスキルUPのため、と考えてはいかがでしょうか?両方のパターンの“感覚”を身に付けることはそれだけでもメリットですし、いずれ上司になったとき、営業感覚の部下の気持ちも理解できる、なんてことも期待できるのでは?(2007/11/28)

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