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【第4回】「自分取材」で、ネガティブな自分を知る

嫌いなこと、やりたくないことを書き出していく

  • 深澤 真紀

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2007年12月6日(木)

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 「自分取材」をするうえで重要なのは「自分の動機」です。

 「動機」というと、ポジティブなものをイメージされるでしょう。例えば「好きなこと」や「やりたいこと」は何か。あるいは、「自分ができること」や「自分に求められること」は何か…。

 もちろんこれらも大事な動機ですが、ポジティブな動機に引きずられすぎると、「自分探し」と同じで、疲弊してしまうのです。

 そこで、「自分取材」していただきたいのは、次の4つです。
1)嫌いなこと
2)やりたくないこと
3)できないこと
4)求められていないこと

 ネガティブなことを考えるのは自分の成長を妨げる、という意見もあるでしょう。しかしポジティブな視点だけでなく、ネガティブな視点から自分を知っておかなければ、自分が「何をしなくていいか」「何をしてはいけないか」は分かりません(ただし、いつもネガティブなことばかり考えている方には、ポジティブな視点も必要だとは思います)。

 人間関係に疲弊してしまう大きな原因は、自分にあまり向いていないことをしたり、あまりできないことをしているためです。

 「これは自分に向いていない」とか「これは、自分にはできない」と思うのは、単なるワガママだ、という意見もあるかもしれません。しかし、自分が本当に嫌でやりたくないこと、そもそもできないうえに誰にも求められていないことであれば、それを続けることは誰のためにもなりません。

 就職活動や転職、結婚、出産などで将来を考える時など、どうしてもポジティブな動機から考えがちですが、ネガティブな動機を考えることも、とても大切です。

 

ネガティブになる理由をはっきりさせることが大切

 もちろん、嫌いなこと、やりたくないこと、できないこと、求められていないことはすべてやらなくていい、と言いたいわけではありません。

 大切なのは、「なぜ」嫌いなのか、「なぜ」やりたくないのか、「なぜ」できないのか、「なぜ」求められていないのか…、という理由を取材することです。その「なぜ」の中で解決できるものがあれば、解決すればいいでしょう。でも、なかなか解決できないものにしがみつくのは、メンテナンス的にはよいことではありません。

 例えば受験や資格取得のための試験勉強のように、半年頑張って結果が出るようなものならば、嫌いなことなどでも頑張ってもよいかもしれません。しかし、これまで数年かかって頑張ったのに解決できないことならば、そこにしがみつくのは決してよいことではないのです。

コメント4件コメント/レビュー

自分取材というのはむずかしいですね。またそれをするには勇気がいります。しかしその勇気があれば大抵のことは解決できるようにも思います。自分の理想を追い求める自分探しに対して、自分の弱みを知る自分取材。結局は後者がなければ長い人生を乗り切っていくことはできないでしょう。多くの人が自分取材をせずにその生を終えてしまうのはとても残念なことかと思います。(2007/12/15)

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記事のレビュー・コメント

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自分取材というのはむずかしいですね。またそれをするには勇気がいります。しかしその勇気があれば大抵のことは解決できるようにも思います。自分の理想を追い求める自分探しに対して、自分の弱みを知る自分取材。結局は後者がなければ長い人生を乗り切っていくことはできないでしょう。多くの人が自分取材をせずにその生を終えてしまうのはとても残念なことかと思います。(2007/12/15)

嫌いなこと、やりたくないこと、できないこと、求められていないことを考えて、自分を知り、客観視できるようになることはとても重要だということを、日々の生活の中から実感として感じるようになりました。これまでは、好きなことややりたいことを意識の中心においていて、その面で充実感や達成感が得られれば、ネガティブな部分は多幸感で覆い隠されてしまうんじゃないかという幻想を持っていました。でも、仕事にしろ人間関係にしろそんな単純なものではなかったですね。若いうちはできないことだらけで、できないことを挙げだしたらキリがなく自信もなくなりそうですが、それなりに歳を重ねて、等身大の自分の姿が知りたくなりました。今後も記事を楽しみにしています。(2007/12/07)

面白い視点だったと思います。(2007/12/06)

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