メールしない、少人数でやる、組織化しない…。
継続してこそ、人脈はできてくる。
労力をかけない仕組みを作り、人脈を広げる場を作る。
「勉強会」を20年以上も継続できた理由とは?
人脈を作る、広げる方法の一つとして異業種交流会や勉強会に参加するケースがある。ただ、単に参加するよりも、主宰する側になった方が人脈は一気に広がる。
では実際に勉強会を主宰して開催しようと思ったら、どうすればいいのか?
経済産業省に勤務する小石雄一さんは多忙なビジネスパーソンでありながら、毎週金曜日には「プラス思考」や食の安全など様々なテーマで勉強会を催し、月に1回は「全国人脈創りフォーラム」などを東京だけでなく大阪、仙台、沖縄などで開催している。
そんな小石さんが勉強会を20年以上継続できた理由は“労力をかけない”ことだ。そのためのポイントが5つある。
- 1.「勉強会の案内はメールマガジンのみ」
- ある程度のビジネス経験がある人であれば、名刺交換した相手と連絡を取り、勉強会について案内を出すこともできる。しかし、初めての勉強会であれば成功するかもしれないが、継続するとなると連絡を受け取る相手によっては迷惑となる場合もある。中にはクレームが入ることもある。これは精神的な負担にもなるし、謝罪メールを書く時間も取られる。メールを出すのは定員オーバーで参加できない場合のみ。「実際定員オーバーすることはめったにありません」と、小石さん。
- 2.「少人数でやる」
- 5人から10人程度で行うのがベストである。人数が多いと、資料の大量コピー、大きな会場の準備など少人数では発生しない事務仕事が発生し、労力がかかる。
- 3.「自分の興味の対象だけをテーマにする」
- 小石さんは以前様々な異業種交流会や勉強会に参加した。しかし、参加した勉強会が自分の興味に必ずしも合うとは限らない。これではお金も時間も無駄ではないかと考え、自分で勉強会を開催することにしたという。
- 4.「組織化しない」
- 例えば主宰者が3人いたら意思疎通を図る時間が必要になる。時間が無駄なのですべて1人でやる。
- 5.「講師に有名人を呼ばない」
- 同じ問題意識を持った人たちの意見を交換する場としては、単にファンの集まりになる可能性があるので有名人を呼ぶことはそぐわないと小石さんは考えている。


小石雄一氏
経済産業省 経済産業政策局 課長補佐
1958年生まれ。駒澤大学卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。国家公務員の仕事をしながら執筆、講演会、勉強会を精力的に行っている。著書に『「週末」の達人』『「人脈づくり」の達人』ほか多数。
http://homepage2.nifty.com/weekendmaster/
(next : 人脈の情報管理法)
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