リクルートの千葉智之さんは、SNSを通じて気軽な昼食会を主宰している。
千葉さんはこの出会いを、リアルの世界での人脈に育てる努力を続けてきた。
現在では、仕事の企画案を提示し、フィードバックをもらえる仲間も数多くいる。
SNSで知り合った友人に「アイデア」をぶつけてみる
リクルートの千葉智之さんは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)「グリー」のコミュニティで、「銀座パワーランチ」という昼食会を2年以上主宰している。500人近いメンバーに告知をして、週1回、都合が合うメンバーが集まってランチを楽しむのだ。

ほかにもSNSを通じて「パワーディナー」など数多くの会を主宰する千葉さんにとって、SNSが新しい人脈を広げるツールとなっている。個人的に名刺を交わす人は、年間3000人近くに上る。
「SNSは私にとって未知の人に出会う“仕組み”。電車の運転手さんから著名な経営者の方まで幅広いジャンルの人たちと知り合うことができる」
千葉さんの本業は、クーポンマガジン「ホットペッパー」の事業企画だ。女性のファッションアイテムを取り上げた「eruca.(エルーカ)」といった媒体を立ち上げたり、ファッション分野の新商品・サービスを体験してもらうイベントを開催した経験も多い。これらの企画に、SNSの人脈が生きる。
企画案を、SNSで知り合った人々に電話やメールを通じて話してみるのだ。千葉さんの考えているアイデアをぶつけて、返ってきた感想や批判を考慮し、企画案を修正する。これらの人脈から新たなアイデアをもらうこともある。
ある媒体にサンプルとして飲料をつけた時には、SNSを通じて知り合った外資系飲料会社のブランドマネジャーに打診し、そのマネジャーが手がける水を同梱した。
千葉さんは迅速にサンプルを用意することができ、そのマネジャーはその媒体のターゲット層に商品を印象づけることができた。見事に「ウィン-ウィン」の関係を築くことができたのだ。

千葉智之氏
リクルート
ホットペッパーディビジョン
事業企画室 事業企画グループ
1973年生まれ。大学卒業後、大手ゼネコンに入社。ダムの建設などに携わった後、2000年からは東京・汐留、赤坂の超高層ビル建設プロジェクトを担当。2005年にリクルートに転職し、クーポンマガジン「ホットペッパー」の事業部で、事業企画の立案などを手がける。
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