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【第15回】家族の「死に方」をプロジェクトとして共有する

  • 深澤 真紀

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2008年2月28日(木)

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 前回は、「自分の死」を考えることで「親の死」を考えるという話をしました。

 家族間にはメンタルな問題が多くあります。そのすべてが、メンテナンス術で解決できるわけではありません。

 しかし財産や「死に方」などについては、メンテナンス術の考え方を取り入れることで、メンタル的な負担が少なくなると思います。「マーケット」「プロジェクト」「プレゼンテーション」で考えられるものは、事前に準備しておく方がよいでしょう。

親への要望を出し、自分が親にできることを提案する

 自分のプレゼンテーションをする際には、死に方や財産をどうしてほしいか、といったこと以外に、今の時点で自分が親に期待していることがあれば、隠さずに伝えた方がいいでしょう。

・自分がマンションを買う時には、資金援助してほしいと思っている
・この家を二世帯住宅にしたい
・子どもが生まれたら、育児に協力してほしい
 など、親に対する要望がいろいろあるでしょう。それらは隠さずに親にプレゼンテーションしましょう。これは結果的には、親の財産をどうするか、親はどのように死にたいか、ということにも関わってきます。

 親に対して様々な要望を出したら、そのお返しとして「年に1回は、自分たち夫婦の負担で一緒に旅行に行こう」など、あなたから親に提供できることも併せて提案していきます。

 このような話は、お正月、結婚、子供(親にとっては孫)が生まれた時など、なんらかのタイミングに合わせて話してみましょう。

 また兄弟姉妹がいるならば、親にプレゼンテーションする前に、きょうだい同士でプレゼンテーションをし合った方がよいでしょう。そしてお互いのプロジェクトをある程度すり合わせる。きょうだいが自分と同じ敷地に二世帯住宅を建てるつもりだったりしたら、話し合わなければいけません。

 きょうだい仲がよくない場合、すり合わせは難しいかもしれませんが、その場合も、勝手に親にプレゼンテーションしては、ますます関係を悪くしてしまうでしょう。

 前述のように、親への要望を親に知らせたら、その後で自分の財産をどうしたいか、自分はどう死にたいか、についてプレゼンテーションします。

コメント1件コメント/レビュー

死について考えておくことは非常に大事なことだと思います。生きている人間は飛んでいる飛行機みたいなもので、いつか必ず地上に降りなければなりません。家族だからこそ、はっきりと死や終末期についてお互いの意志を確認しておくことが必要です。なんとかなるだろう、と思っていると、とんでもなく大変だったりするんです。(2008/02/28)

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死について考えておくことは非常に大事なことだと思います。生きている人間は飛んでいる飛行機みたいなもので、いつか必ず地上に降りなければなりません。家族だからこそ、はっきりと死や終末期についてお互いの意志を確認しておくことが必要です。なんとかなるだろう、と思っていると、とんでもなく大変だったりするんです。(2008/02/28)

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