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【第16回】夫婦のこづかい制をやめ、3つの財布を持とう

  • 深澤 真紀

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2008年3月6日(木)

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 この連載では、恋人や家族との人間関係を「メンテナンス」していくことを提案しています。しかし中には、恋愛や親子関係などのようなデリケートな人間関係はメンテナンスできるわけがない、と思われる方もいるかもしれません。

 確かに関係のすべてをメンテナンスすることはできません。しかし、メンテナンスできるところまではメンテナンスしておけば、いざという時のダメージが減るのです。

 もちろん、ダメージを受けない人間関係というのはあり得ませんが、できれば必要以上にダメージを受けないようにした方がいいでしょう。

 「ダメージも含めて人生なのだ、全部を引き受けたいのだ」というのなら、それはその人の選択ですから構わないのです。ただしそれはあくまで自分の趣味ですから、周囲を巻き込むのは迷惑かもしれない、ということも忘れないでください。

 

「育てる家族」とは、自分のパートナーや子供のこと

 連載第8回では、それぞれの人間を法人ととらえて、「自分法人」「他人法人」という考え方をしましたが、家族はまさに「家族法人」です。

 そして多くの人は、自分の「育った家族法人」と、自分が「育てる(作る)家族法人」を持ちます。この2つについては、きちんと分けて考えていくことが大事です。今回からはこの「育てる家族」を考えていきます。

 「育てる家族」とは、自分も含めた夫婦、子どものことを言います(ペットが入る方もいるでしょう)。ひとり暮らしをしている場合も、「(ひとりで)育てる家族」と言えるかもしれません。

 結婚後に親と同居している場合も、「育った家族」(自分の両親や兄弟姉妹)と「育てる家族」は分けて考えましょう。

 それまで恋人だった相手も、配偶者やパートナーとなって自分の家族になれば、恋愛関係の時とは事情が変わってきます。

 子供についても、「自分の子のことは自分が一番よく知っている」と思いがちですが、必ずしもそうでないことを忘れないようにしましょう。自分が子どもの頃のことを思い出せば、分かるのではないでしょうか。

 「育てる家族法人」のメンテナンスとして、ここでは経済や教育面を中心に考えていきます。

 「育てる家族」もマーケットで考えるべきですが、その前にまず提案したいのは、夫婦とも働いている家庭であっても、あるいは片方しか働いていない家庭であっても、「こづかい制を廃止しよう」ということです。

 

コメント6件コメント/レビュー

我が家ではこのシステムは当たり前です。小遣いという枠を欲しがるのは役人の予算枠を欲しがるようなものです。必要なものは投資すべきだし、必要ないものは小額でも出費すべきではないと思います。付き合いも必要のない付き合いに参加しないようになります。必要な付き合いには充分予算を組んで挑んでいます。その代わり帰ってから内容説明と決算しないといけませんけどね。(2008/03/07)

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いただいたコメント

我が家ではこのシステムは当たり前です。小遣いという枠を欲しがるのは役人の予算枠を欲しがるようなものです。必要なものは投資すべきだし、必要ないものは小額でも出費すべきではないと思います。付き合いも必要のない付き合いに参加しないようになります。必要な付き合いには充分予算を組んで挑んでいます。その代わり帰ってから内容説明と決算しないといけませんけどね。(2008/03/07)

小遣い制を止めて専業主婦が夫の給料から差し引いて自分の財布を持つとなると、「これだけ必要だから」というロジックよりも「これだけの対価があることを自分はやっているから」というロジックの方が前面に出そうな気がします。家事労働の対価っていくらになるんですかね?(2008/03/06)

DINKSの姉夫婦が「三つの財布」を実行しており、それぞれが自分の自由にお金を使ったり、もちろん一緒に旅行したりしている姿を見てきました。先日婚約した彼とも、「財布は別管理」と意見が一致し、気持ちが楽になりました。やはり欲しいものは自分の自由に手に入れたいですから。(よほど経済力のある人の場合は別ですが。)三つの財布は、これからの新しい夫婦の在り方になってゆくと思います。(2008/03/06)

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