私は学生時代から、とにかく道具好きでした。貧乏学生でありながら、ワープロ専用機も留守番電話も20年以上前に買いましたし、ひとり暮らしをしていたので、「ひとり家電」や台所道具などもいろいろ買い揃えて使っていました。
就職してふたり暮らしになってからも、パソコン、コードレス電話、ポケベル、PHS、携帯電話、PDA、そのほかモバイル機器、ファクシミリ、コピー機など、ありとあらゆる道具を買っては使い倒してきました。
その後、独立して企画会社を経営し、書籍やサイトの企画、執筆や講演などを手がけるようになってからは、誰も止めませんから、「道具集め」にますます拍車がかかりました。いろいろなオフィス機器にも手を出し、仕事に使う道具を買うために仕事をしているような状況になっています。
また出張や取材、プライベートで海外に行くことも多く、海外で仕事をしたり快適に過ごす方法についても、様々な道具を買っては使って試行錯誤してきました。最近では、漫画家の倉田真由美さんと「くらたまとフカサワのアジアはらへり旅」という企画で、半年間毎月アジアに取材に行き、自分で企画コーディネートもし、原稿も書き写真も撮り、さらに現地に持ち込んだ仕事もあったので、デジタルもアナログもフル装備で出かけました。
この連載では、デジタル編とアナログ編に分けて、海外出張術をご紹介していきたいと思います。今回はデジタル編の第1回。バリバリの“モバイラー”の方にとっては当たり前の内容ですが、初めて海外出張でパソコンを持って行く方にはお役に立てると思います。
海外で使える充電グッズを揃えよう
まず、海外でパソコンや携帯電話、デジカメを使う場合、なんといっても大事なのは充電です。ご存じの通り、電圧も電源プラグの形状も世界各地で違いますから、その準備から始めましょう。

ゴーコンW

ゴーコンWを合体したところ
私がよく利用しているのは、モバイルに強い製品を多く揃える「ロードウォーリア」というブランドです。このサイトには海外モバイルに関する情報も詳しく載っているので、参考にしてみてください。
まずは、電源プラグ。日本で使われているのはAタイプというプラグですが、世界にはそれ以外にB、C、SE、BF、B3、O、O2と7つもの形状のプラグがあります。
出かける国のプラグが分からない場合、または1つの国なのに複数の種類のプラグがある場合(そういう国も多いのです)、いくつかの国に行く場合は、各国に対応するプラグを用意する必要があります。
そんな時に便利なのは、「マルチ電源形状変換アダプター」の「Go!Con W(ゴーコンW)」という製品。これ1つあれば、ほぼすべての国の電源用プラグ形状に変換できるのです。
この製品が面白いのは、パーツを合体・変形させて様々なプラグ形状に対応させる仕組みになっていること。「合体ロボット」のようでとてもカッコイイのです。ただし組み立てる時のために、必ず使用説明書を一緒に持って行きましょう。
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