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自分も相手も幸せになる断り方

「情」を失えば、孤立する

  • 西山 昭彦

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2008年6月9日(月)

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 社内づき合いには、いい意味で「本音と建前」の使い分けが欠かせない。対応次第で、相手との関係が悪化しかねないので、注意が必要だ。

 一例として、誘いを断る時のことを考えてみよう。

 「ちょっと飲みにいかない?」と誘われた時のこと。特に用事はないけれど、気が進まない。そんな時に「行きたくないので」と、正直に言ってしまっては角が立つ。誘った相手にしてみれば、身も蓋もない物言いをされて気分が悪い。「なんだこいつは」と腹を立てるか、「自分は嫌われているのか?」と疑念を抱くかして、関係に溝ができてしまう。

行きたくない誘いをうまく断るには

 そんな時のうまい断り方は、相手が納得する明解な理由を付けることだ。例えば「異業種交流会に参加する」「英会話スクールに行く」「セミナーに出る」など、勉強を口実にするのも1つの方法だ。

 たとえそれが嘘だとしても、こうした理由で断られれば、相手も「それなら仕方ない」と思って、無理強いはしない。望み通りつき合わずに済み、相手も嫌な気分にならず、お互いが幸せになれる。「嘘も方便」なのだ。

 断ってはまずい誘いを断る時には、事前の説明やアフターフォローも重要だ。相手が上司ならなおのこと、誘ってくれた面目を潰さず、相手を嫌な気分にさせない対応が大切だ。

 筆者には、こんな体験がある。30代の頃、副課長に昇格する内示が出た日のことだ。夕方になって、突然常務から「昇格した者を呼んで、お祝い会をやろう」と誘いがかかった。その話を先輩から伝えられた時、筆者は「今日は先約があるので行けません」と断ってしまった。その日は、どうしても参加したい異業種交流の勉強会があったからだ。

 当然ながら、先輩はものすごく怒った。常務がお金も時間も割いて誘うのは、そうそうあることではない。昇格は数年に1度しかない機会で、ましてや「自分たちを祝ってくれるための会」である。前回述べた「YES・NO」の分類で言えば、「不意の誘い」ではあるが、「1回限りの出席すべきつき合い」だ。

 誘ってきた先輩にしてみても、上から声をかけられているので、部下を連れていかなければ自分の顔が立たない。「おまえは会社が大事なのか、社外が大事なのか、どっちなんだ」とひどく叱責された。しかし、それでも筆者は勉強会に出席することを選んだ。

 …もちろん、そのまま済ませるわけにはいかない。筆者は、どのような手を打ったか。

コメント1件コメント/レビュー

前回の記事も合わせ私とはまったく考えが異なるのでコメントさせて頂きました。記事では「公式な飲み会は参加すべきで、不意の誘いは断ってもよい」と述べられているが、私は逆と考えます。公式な飲み会も参加できるなら参加すべきですが、本来重要なのは不意の飲みだと思います。公式な飲み会ではどちらかというと仕事の一環的な意味合いが強く、参加したとしても社内付き合いという意味ではあまり効果が無いと思います。本当に人脈を増やしたり、本音で語り合うためであれば不意の飲み会でなければなかなか構築できず、年数回の公式飲み会だけではありえない事です。また「常務の誘いを断って後でフォロー」と言っていますが、人付き合いはフォローで何とかすべきではなく、その場その場が勝負だと思います。(2008/06/09)

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いただいたコメント

前回の記事も合わせ私とはまったく考えが異なるのでコメントさせて頂きました。記事では「公式な飲み会は参加すべきで、不意の誘いは断ってもよい」と述べられているが、私は逆と考えます。公式な飲み会も参加できるなら参加すべきですが、本来重要なのは不意の飲みだと思います。公式な飲み会ではどちらかというと仕事の一環的な意味合いが強く、参加したとしても社内付き合いという意味ではあまり効果が無いと思います。本当に人脈を増やしたり、本音で語り合うためであれば不意の飲み会でなければなかなか構築できず、年数回の公式飲み会だけではありえない事です。また「常務の誘いを断って後でフォロー」と言っていますが、人付き合いはフォローで何とかすべきではなく、その場その場が勝負だと思います。(2008/06/09)

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