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【第29回】起業で失敗しないために(3)

自分を安売りする営業をしない、仕事を断る勇気も持つ

  • 深澤 真紀

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2008年6月12日(木)

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 「独立・起業したら、何よりも営業が大事」と思われるでしょう。

 特に女性が独立したと時に多いのですが、「なんでもやります」と営業してしまうことが多いのです。これはあまりお勧めできません。

 そもそも外注する仕事というのは、たいていの場合「コストを安く抑えたい」ものです。そこへ、「なんでもやります、すぐやります、安くやります」と言って営業に行くのは、「飛んで火に入る夏の虫」になりかねません。
 
 いいように使われて終わりか、あるいは同じような悪い条件で何度も仕事を頼まれるかのどちらかです。

 もちろん独立した当初は仕事が欲しいものです。営業も必要です。しかし、自分を大安売りする営業は、なるべくしない方がいいでしょう。

 残念ながら、組織に属している人間の多くは、「独立している人間(フリーランス、起業家)にはどんな仕事を投げてもいい」「彼らはどんなに安くてもきつくてもやる」「仕事を与えたんだから感謝しろ」という意識を持っていることが多いものなのです。

取引先は、こちらのコストまで考えてくれない

 自分が依頼した仕事にどれだけの経費がかかるかなど、先方は考えてはくれません。例えば「仕事に使ったバイク便代だけで、ギャランティーを超えていた」などという、マンガのような話も珍しくはありません。

 依頼する側がそのことに気がつくことはまずありませんから、依頼を受ける側が自分で交渉するしかないのです。

 「この仕事を*日までに**万円でやってほしい」と依頼されて、「はい、なんでもやります!」と即答するのではなく、1回検討して、「*日までは無理なので、1週間延ばしてほしい」とか、「*日までにどうしてもというなら、ギャラを上げてほしい」と交渉した方がよいのです。

 「その条件でできるかできないか」の判断は、自分でしなければなりません。
 
 基準としては、自分の「時給」などのギャラを決めることです。さらにそれに関わる様々な経費を考えること。この時、自分の事務所の維持費なども考えなければいけません。どんな小さな仕事を受ける時でも、これらについて考えるのです。

 そして、先方に条件を出す代わりに、自分に仕事を依頼するメリットを分かりやすく提示した方がいいでしょう。正確であるとか、独自性があるとか、自分の仕事の“売り”を自覚し、相手に営業することは大事です。

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