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部下を飲みに誘う時のポイント

昇格できなかった部下に声をかける

  • 西山 昭彦

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2008年6月16日(月)

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 前回は、部下の視点から「誘われる時のスタンスとうまい断り方」を述べた。今回は、上司目線での社内づき合いのスタンスを考える。

 上司にとって部下たちとの時間外のつき合いは、業務時間内だけでは足りなかったものを補足し、関係を補強する場でもある。

 自分から誘う場合は、輪に溶け込めていない部下や自信を失いかけている部下に声をかける。例えば人事異動の内示が出た日なら、昇格した部下のお祝いを企画するより、昇格できなかった部下を飲みに誘う。筆者は、実際にそうした。

 相手は、たぶんガッカリしてモチベーションが下がっているはずだ。そこで、「ここでふてくされちゃダメだ。ここまで来ているんだから、諦めることはない。来年、再来年を目指して頑張ろう」と励ます。

 飲みに誘った部下が断ってきても、かまわない。「自分は君をちゃんと見ている、無視はしていないよ」という暗黙のメッセージは伝わる。

 キャリアレースのスピードは、人それぞれ違う。特急列車のようにスピード出世を果たせる人もあれば、ゆっくりとしか進めない人もいる。しかし、自ら止まってしまったら、そこで終わりだ。たとえ鈍行ペースでも、動き続けていることが大事なのだ。そのために、ブレーキがかかってしまった部下の後押しをするのも上司の仕事だ。

異性の部下を誘う時は、相手を複数に

 仕事のフォローの意味で部下を飲みに誘う時は、1対1で話す方がやりやすい。同性同士なら、そうしたシチュエーションにたやすく持ち込める。しかし上司と部下が男性と女性の組み合わせとなると、不都合もある。社外で1対1で話そうとすれば、相手も警戒するかもしれない。

 この対策は、誘う部下の数を複数にすればいい。例えば、男性上司である自分が、Aさんという女性部下を誘うとしたら、もう1人Bさんという女性も一緒に誘う。

 この時注意するポイントは、一緒に誘うBさんは、Aさんの同期メンバー以外から選ぶということだ。近い立場の部下同士だと、評価に関わる話はしづらくなる。Aさんが若手社員ならBさんは嘱託のベテラン女性を、Aさんが総合職ならBさんは事務職という具合に、離れた立場の人から選ぶことを勧めたい。Bさんの候補としては、世の中を分かっている人ならベストだ。

 身近で働く同期メンバーは、職場では同じキャリアレースを戦うライバル関係になる。お互いの仕事ぶりが見えるだけに、ついお互いを比較して不満を持ちがちだ。

コメント1件コメント/レビュー

飲み会ではありませんが、お誘いの偏りについて。前の社長は喫煙室でよく忌憚のない意見を聴き、それを判断材料にしていました。そのため、非喫煙者の意見が反映されず、偏った人事になっていました。(2008/06/16)

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飲み会ではありませんが、お誘いの偏りについて。前の社長は喫煙室でよく忌憚のない意見を聴き、それを判断材料にしていました。そのため、非喫煙者の意見が反映されず、偏った人事になっていました。(2008/06/16)

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