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【第24回】アラフォー女性とエコ王子

“三高女子”は“草食系男子”と相性がいい?!

  • 白河桃子

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2008年6月18日(水)

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 「毎週、きちんと家に帰ってアラフォー(注1)を見ています」と一部の女性に熱狂的に支持される、TBS系のドラマ「Around 40 注文の多いオンナたち」。4月11日から始まったこのドラマも、そろそろ最終回を迎えようとしている。

 支持される理由は、登場する35~45歳女性のリアルさにあると思う。ドラマのプロデューサー氏は「このドラマのために500人のアラフォー女性と会いました」と言っていたので、道理でリアルなはずである。

 前回は主人公である女医(天海祐希が39歳の精神科医役を演じている)の父親がついに倒れ、主人公が「父が元気なうちに結婚しておけばよかった。子供を産んでおけばよかった…」と泣き崩れるシーンがある。これを見て、身につまされた人も多いのではないだろうか。私も「子供を…」のところでは、ズキズキきましたから。某大手結婚情報サービスの担当者も、「親が倒れたことを機に、入会される方もいらっしゃいます」と言っていた。

難しいのはアラフォー女性の相手選び

 しかし、前々回にも書いた通り、難しいのは自らが三高(注2)と化したアラフォー女性のお相手選び。ドラマでは、紆余曲折の末、天海祐希が結ばれようとしている男性は藤木直人。このお相手の設定が、絶妙なのだ。同業の医師でもなく、建築家でもなく(ドラマ「結婚できない男」では、主演の独身40男性は建築家で、相手役は女医)、弁護士でもないところがポイント。33歳の臨床心理士で、女医よりも低収入で年下、しかも「エコ男」なのである。

 何が絶妙なのか。こういう男性とアラフォー女性はお勧めカップリング、という点は間違いない。このコラムで提唱する「キャリモテ」では、35歳以上のキャリア女性の結婚相手は、これまで「男性に求められていた条件」と、何かが逆転している場合が多かった。例えば男性よりも女性の方が年上だとか、年収、仕事へのモチベーション、時には身長などが女性の方が高いとか…。

 ドラマ設定では、「男女の逆転現象」が年齢、年収、地位の全ての点で起きている。特に最後の「地位」については、天海祐希も藤木直人も同じように白衣を着る仕事なので、素人目にはどちらが上か分からないのだが、「女医と臨床心理士では明らかに格差がある」ということをドラマでははっきり言及しているのである。

 しかし、男女の立場があまりに逆転しすぎても困る。ドラマであるからには、女性たちが「ステキ」と憧れるようなカップリングでなくてはいけない。この場合の男性の立場が、病院という職場内でも、臨床心理士であるというのが、よくできた設定なのだ。

 医師よりも地位や年収は低いのだろうが、知的で社会的貢献度が高そうな職業である。しかもこの臨床心理士は、元商社マンでモテモテ男だったが、好きな仕事を目指すために会社を辞めたらモテなくなった、という「裏設定」もちゃんとある。

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