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抵抗感を打ち破らなければ、人脈は広がらない

キーパーソンを見つける、年代別アプローチ戦略

  • 西山 昭彦

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2008年6月23日(月)

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 ビジネスパーソンにとって、人脈は自分の「力」だ。しかし、それぞれの年代に応じて、培うべき「力」の種類は微妙に異なる。

 20代(中途採用なら、入社して最初の1年間)に必要なのは「求心力」だ。会社の中心に向かって突き進むために、手当たり次第に全方位外交を果たそう。相手を選ばず、飲みに誘われたら1度はつき合うくらいの心構えでいた方がいい。

 筆者は、大学のゼミで卒業生に「新入社員のうちは、アフター5にプライベートな予定は入れないように。社内の誰かから誘われたら、いつでも行ける体制を整えた方がいい」と説いている。

 最初からつき合う相手を限定する必要はないし、何かの基準で選んでも仕方がない。直接経験することによって分かってくるから、まずは周囲との関係を作る。そこから様々な情報を仕入れ、社内の情勢を知ることが大事だ。

30代以降は、「横断力」と「遠心力」

 30代で補強したいのは「横断力」だ。20代では、全方位外交と言っても、中心は部門内でのつき合いに終始してしまう。中堅社員としては、この辺で意図的につき合いの幅を広げていく必要がある。つまり、他部門にキーパーソンを見つけ、パイプを作ることで部門間を横断する力をつけるのである。

 願わくば、自部門以外の全部門にキーパーソンを見つけて関係を築けるのが理想だが、まずは、戦略的に近い部門や重要な部門をターゲットにするといい。

 アプローチしやすいのは同期だが、将来的に仕事を円滑に進めることを考えれば、自分よりも上の立場の人と関係を作ることだ。

 40代でのキーワードは「遠心力」。社内づき合いはメンテナンスにとどめ、新たにつき合う相手として、社外に視野を向けウイングを広げる時期だ。

 筆者の出身大学では、卒業20年目で同窓会がスタートするが、これには理由がある。卒業して20年経てば、年齢は42歳以上、会社での立場は課長クラスが多いだろう。その間は企業人として社内に目を向け走ってきたはずだ。しかし、20年も過ぎれば発想が保守化して同質化してくる。市場から離れてしまうのである。
 
 知らず知らずかぶってしまった殻を壊し、異質性を取り入れるという意味でも、新たなつき合いが必要だ。そのきっかけの1つとして、同窓会が開催されるわけである。

 課長クラス以上になると、意識的にパラダイムの転換を起こす必要に迫られる。管理職として、時代に求められていることを把握し、自ら攻め込んで新たなビジネスの展開を図らなくてはならない。広い視野を持たないと、いい仕事ができなくなる。社内だけを見ている年代ではないのだ。

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