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女性は営業に向かない?
男性上司と女性が“ホンネ”で語る

ジョンソン・エンド・ジョンソンの「WLIカンファレンス」リポート

  • 山嵜 千歳

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2008年7月1日(火)

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 新入社の頃はたくさんいた営業職の女性が、数年後に離職、退職してしまう…。女性は営業に向いていないのか?それとも、女性営業が続かないのには理由があるのだろうか。

イベントの会場の様子

イベントの会場の様子

 ジョンソン・エンド・ジョンソングループは6月5日、泉ガーデンギャラリーにて、ダイバーシティーに関するカンファレンス「WLI(Women's Leadership Initiative)」を開催した。同グループはジョンソン・エンド・ジョンソンほか3社で構成され、さらに同社は3カンパニー制になっているが、カンファレンスはこれらの合同・社内向けイベントである。「女性営業の活躍を妨げるものを探る~『女性は営業に向かない』は、思い込み!? あなたの思い込みを暴きます~」と題して、講師による講演とワークショップを行った。

 会場には各グループ会社から、23歳~60歳までの148人の社員(男性64人、女性84人)が参加した。男性参加者が4割を超えているのは、カンファレンスが女性の営業とその上司(男性が多い)を対象としているためだ。出席者は4~5人ずつ約30グループに分かれ、それぞれのテーブルに所属会社、役職、年齢、男女が交ざって着席。また出席者にはリモコンが渡され、講演中に出される質問に回答すると、結果が前方のスクリーンに映し出されるようになっていた。

女性の活用はしたいが、本音は不安

 まず『御社の営業がダメな理由』『営業は女のほうが上』の著者で、グランド・デザインズ代表取締役、インプレスキャリア代表取締役の藤本篤志さんから、「女性営業の活躍を阻むものとは」という講演があった。

 藤本さんはカンファレンス開催前に、ジョンソン・エンド・ジョンソングループの管理職376人(2008年3月28日~4月11日に実施、有効回答数287人)、営業職258人(2008年5月15日~5月23日に実施、有効回答数211人)を対象にアンケートを行っていた。アンケートの「ある男性管理職たちのひとりごと」という質問では、「男性管理職は女性部下に対して、普段どう感じているか」という点について、下記のような内容の回答が得られていた。

ある男性管理職たちのひとりごと
  • 女性の場合は結婚、出産、育児があり、男性と同じ条件での仕事の段取りが難しい。
  • 「結婚までの勤務」と考えている女性もいるので、長い育成プランが考えにくい。
  • 男性、女性の部下のどちらを重用したいかというと、やはり長く勤める男性部下を選びたくなる。
  • 厳しい対応を取った時に、女性だと泣かれるので困る。
  • セクハラやパワハラなど、女性はあまりに過剰反応しすぎる。
  • 相手が女性だと、2人だけで込み入った話ができない。食事に誘って誤解を招くのも困る。
  • 女性にこちらの言葉尻を取って反応されることもあり、言い方、話すトーンなどにとても気を使う。

コメント23件コメント/レビュー

この話題を「遙洋子さんのいう男女で話してはいけないテーマ」としているコメントに賛成である。少なくとも、今のところは。実は、男性でも「家庭や個人の生活を重視する人」と「仕事や所属企業を重視する人」の間では、管理職への登用も含め、既に差異がつきつつあると思う。これまでは、「出世争いに負けた」という扱いだったからそれほど取り上げられてはいなかった。しかし、これは働き方の二極化であり、従前は所得水準や生活水準、そして意識の面から「仕事を重視しない働き方」を男性が選択出来なかっただけなのではないか。よって、今回のテーマは逆にとらえると、「仕事を重視する女性」が増えてきたがゆえに問題視される現象ともいえるのである。こうした、「仕事への価値観の相違に対する人事のあり方」という観点で議論がされるようになることが、現在の問題の枠組みを解体して新たな一歩を踏み出していく端緒となると考える。(2008/07/02)

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この話題を「遙洋子さんのいう男女で話してはいけないテーマ」としているコメントに賛成である。少なくとも、今のところは。実は、男性でも「家庭や個人の生活を重視する人」と「仕事や所属企業を重視する人」の間では、管理職への登用も含め、既に差異がつきつつあると思う。これまでは、「出世争いに負けた」という扱いだったからそれほど取り上げられてはいなかった。しかし、これは働き方の二極化であり、従前は所得水準や生活水準、そして意識の面から「仕事を重視しない働き方」を男性が選択出来なかっただけなのではないか。よって、今回のテーマは逆にとらえると、「仕事を重視する女性」が増えてきたがゆえに問題視される現象ともいえるのである。こうした、「仕事への価値観の相違に対する人事のあり方」という観点で議論がされるようになることが、現在の問題の枠組みを解体して新たな一歩を踏み出していく端緒となると考える。(2008/07/02)

性別を言明したほうが公正だと思うので、私は女性です。「女性は営業に向かない?男性上司と女性が“ホンネ”で語る」そもそも、こういう表題がでてくるところが日本的というか、日本だけのような気がします。私は25年働いていますが、男性の論理は「親分&子分の論理」で、その仕事の最適を求めるものでなく、要は組織防衛、自分の利益拡大の、きわめて非論理的なことが多かったです(結果、全体最適はありえません)。10人いる管理職中、男性は2人だけという経験を中国でしましたが、彼女たちは家の仕事をすべて、内陸部からの出稼ぎ娘の安い労働で補っていました。家事労働というものは日本では男女格差、諸外国では経済格差、人種格差で成立しているというのが個人的実感です。私の妹は国家資格を持っていますが「仕事と育児の両立は無理」と言って専業主婦です。でも幼い姪たちがお母さん大好き!とうれしそうにまとわりつく姿を見て、日本の女性は豊かさゆえの家事専念、という選択肢がある、というのも実感です。そう思うと、選択肢の少ない男性の非論理性も、まぁ、少しは許せます。(2008/07/02)

女性男性という大枠で物事を考えることはそろそろやめませんか。今は女性のライフスタイルに会社のシステムが対応不十分と言うことが問題となっていますが、少子高齢化社会を企業が生き抜いていくとしたら、各社員のライフスタイルにどれだけ対応出来るかがポイントになるでしょう。能力があっても介護を抱えた男性社員がありふれる世の中に対応可能な会社がどれだけ存在するのか?。男性社員だって仕事命という人は少なくなってくるのではないでしょうか。(2008/07/02)

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