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【第25回】40代女性の結婚は、「男に尽くしたい」“純愛志向”

「彼に求めすぎない」のがうまくいく秘訣

  • 白河桃子

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2008年7月2日(水)

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 前回まで、アラフォー(「Around40」、40歳前後)で結婚した女性について見てきたが、“アラフォー結婚”した女性たちの選択肢は様々だ。40代女性誌の結婚特集に関わって取材をしていたら、驚くほど多彩な結婚の形に出合い、改めて驚かされた。

 50代男性と結婚相談所で出会い、バツイチ同士で結婚したケース。互いに離婚経験者だからこそ、分かり合える、2人でいることを大切にできる、思いやりのある関係。または、10歳以上離れた年下男性と“できちゃった婚”というケース。10歳若い夫は妻のことを「年齢差を感じさせない。かわいい女性」と評する。

 インターネットの結婚情報サービスで、同じ年の男性に、女性からメールを出してアプローチしたケース。仕事もできるし料理もうまいが、なぜか婚期を逃してきた女性に、友人がバツイチ男性を紹介。「お互いにそろそろ結婚しなさい」と友人が自ら仲人役をしてまとめてくれたケース。

自立したからこその純愛志向

 これまで、独身のアラフォー女性は「もう結婚しない人」と見られていたのに、まだまだ望めば縁がある。かつてはアラフォー女性向けの雑誌で結婚特集なんて考えられなかったのだから、時代は変わったのである。

 40代。…自立した女性ならではの結婚の醍醐味は、「純愛」を貫けることなのではないか。最近多くのケースを取材して思う。

 元は一流企業の営業ウーマンで、30代後半で早期退職したシオリさん(43歳)は昨年結婚した。相手は12歳年下の歌舞伎役者である。

 シオリさんは退職を機に、自分の店を持った。銀座の片隅のカウンターだけの小料理屋。飲み歩くのが趣味だったし、酒の肴を作る腕も確かだ。スーツ姿も凛々しいキャリアウーマンから、粋な着物姿の女将に変身したのは、東京に転勤になってから知った歌舞伎がきっかけでもある。

 日本舞踊を習うようになり、着物も板についてきた。それだけなら、珍しくはない。普通のキャリア女性にも、歌舞伎好き、着物好きは多いからだ。しかし、それをきっかけに違う世界に転身したところが、彼女の思い切りのいいところ。

 「自分の行きたいような店を、1人でやる」というプランは最初から決まっていた。従業員を雇わなくても自分1人で切り盛りできるように、カウンターに座れる人数も計算して店内をデザインした。女一人で生きていく。そのベースを作りたい…。店を作る時に沸いてきた驚くほどのエネルギーのもとは、そこにあった。

 店をオープンした時、知り合いにしか挨拶状を配らなかったが、店はそこそこ繁盛した。儲からないけれど、1人なら十分食べていける。毎日夕方6時に店を開け、たった1人で着物姿でキリキリ立ち働く。そんな彼女のファンも多いが、客と馴れ合うわけではない。ルールは手酌。「女将は美人だが、愛想はない。忙しい時の女将に話しかけてはいけない」と、常連の不文律があるらしい。

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