• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

【第32回】友人だからこそ、軽々しく相談に乗らない

「誰にも話さないで」「アドバイスに感謝して」は×

  • 深澤 真紀

バックナンバー

2008年7月3日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 この連載では、「自分をすり減らさないための人間関係構築」を目標としています。

 「友人は多い方がいい」「友人とは深くつき合いたい」「友人とは一緒に仕事もしたい」と思っていて、その関係がうまく築けている人ならば、それでよいのです。ただしそういう友人関係は、その人の「スタイル」や「趣味」に過ぎないのです。友人関係に悩んでいる人に対して、「友人とはこうあるべきだ!」などと押しつけるのは、やめた方がいいでしょう。

 「友人との関係は、こうでなければならない」と思い込んでしまうため、友人関係で疲れたり、悩んだり、苦しむ人がいます。この連載では、こういう人たちに「友人とはこうあるべきだ」とは思い込まなくてもいいのだと、伝えたいのです。

 友人がいない(友情を休む)時期があったっていいくらいです。恋人がいない(恋愛を休む)時期があるなら、友人がいない時期があったっていいでしょう。「どんな時でも友人が大事で、必要だ」というのも幻想です。どんな時にも自分にとって大事で必要なのは、誰にとっても、「自分」だけなのですから。

 まず自分を大事にする。それができてから、その次に家族や恋人や友人や仕事仲間を大事にすればいいのです。そのための「人間関係メンテナンス術」なのです。

友人に打ち明け話をする?

 さて、友人に相談や打ち明け話をする時や、された時に「これはあなただけに言うのだから、絶対に誰にも言わないでほしい」と言ったり、言われたりしたことがあると思います。それなのに、その話を別の誰かに話してしまって(または、相手がほかの誰かに話して)、もめてしまうということもよくあることです。

 そもそも「誰かに話さないではいられなかったこと」を自分が誰かに話してしまい、その相手には「ほかの誰にも話さないでほしい」と頼むのは、無理な話なのです。

(1)絶対に知られたくないことなら、相手が大親友だったり信頼できる人であっても、話したりしない。
(2)どうしても自分ひとりで抱えきれない時は、自分が話した相手以外にも知られるリスクを承知したうえで話す。

 のどちらかしか選択肢はありません。

コメント6件コメント/レビュー

秋葉原事件をはじめとして、何か事件があると犯人が周囲との協調性がなく良好な人間関係を構築できなかったことに原因を求めようとする。しかし、問題は逆で、孤独になる力(自分と向き合う力)がなかったことが問題ではないか。今やインターネットや携帯で常時他人とつながっている。主体的に情報発信しているつもりでも、知らず知らずのうちに他人の反応が気になり、仲間外れを極度に嫌う。新しい意味での自我の喪失である。昔の若者は、ある時期まるで蛹のごとく、哲学や思想に耽溺し、自分が何ものであるかを問い続けた。それが青春のひとコマであったが、今はそういう時代ではないのだろう。(2008/07/07)

オススメ情報

「自分をすり減らさないための人間関係メンテナンス術」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

秋葉原事件をはじめとして、何か事件があると犯人が周囲との協調性がなく良好な人間関係を構築できなかったことに原因を求めようとする。しかし、問題は逆で、孤独になる力(自分と向き合う力)がなかったことが問題ではないか。今やインターネットや携帯で常時他人とつながっている。主体的に情報発信しているつもりでも、知らず知らずのうちに他人の反応が気になり、仲間外れを極度に嫌う。新しい意味での自我の喪失である。昔の若者は、ある時期まるで蛹のごとく、哲学や思想に耽溺し、自分が何ものであるかを問い続けた。それが青春のひとコマであったが、今はそういう時代ではないのだろう。(2008/07/07)

「相手がいつも同じ相談事をずっと話していて、こちらが真剣にアドバイスしているのに聞いていない」のは、「気が済んでいる」のではなく、そのアドバイスが役に立たないものだったので、失望しているのかもしれません。相談に乗る側の反応によって、「人となり」がとてもよく分かるものです。一応、「相談に乗ってくれてありがとう。あなたのアドバイスがとても参考になった」と言うことにしていますが、いつも本音とは限りません。(2008/07/06)

私自身の経験から、相談事をきちんと誰かに伝えられる人は、その時点で自分の中に答を持っていると思います。だから、真剣な相談をされたなら、黙って聞くことが最良な対処法ではないでしょうか。相手の中の「答」を推し量るつもりで聞くこと、もしも明らかに変な(犯罪行為など)答であれば忠告すること、それくらいだと考えています。逆に、答を持っていない人は、混乱して相談内容すら聞き取ることが困難です。そして、そういう状態で他人に話す人は、宗教などに引っ掛かりやすいのではないかと思います。答を他人に求める=洗脳されやすい、のではないでしょうか。本当に弱っている場合は、誰でもそうなる危険性はあります。その場合は、各種専門家への相談を勧めるのが妥当でしょうね。(2008/07/04)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

開発中の製品はすべて 私の頭の中に入っていますよ。

竹内 明雄 竹内製作所社長