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最強のネットワーク力

同期との関係継続が力を生む

  • 西山 昭彦

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2008年7月14日(月)

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 ビジネスパーソンが新たな人脈形成を考えた時、「戦略的に最も効果が良く、最も形成しやすいネットワーク」が社内の同期メンバーだ。

 同時期に入社し、同じ研修を受けた同世代の仲間。共通項の多さによる親近感から、関係を深めるきっかけはいくらでも作れる。社内人脈を広げる突破口には、うってつけの存在だ。それでも、同期会がなかったり、早いうちに崩壊してしまった例はゴマンとある。

 同期メンバーとのつき合いは、様々なメリットをもたらす。例えば、一度に数百人もの新卒社員が採用される大企業だったら、最大のメリットは、その「数の多さ」だ。

 もし、一個人が新たに数百人規模のネットワークを築こうとすれば、時間にしても手間にしても大変な労力がいる。しかし、大企業なら同期メンバーに声をかけるだけで、大きな人的ネットワークを形成できる。そこから得られる全社的な情報はパワフルだ。このメリットを生かさない手はない。

 一方、中小企業の場合は「結びつきが強い密な関係」を構築できるメリットがある。

 中小企業は、会社の構成メンバーが少ない分、社内全体の見通しがよく、お互いの存在やバックグラウンドが見えやすい。お互いの距離が近いだけに、人間関係を意識的に円滑にしておかなければ、仕事に影響が出てしまう。そのための情報源として、「同志」たる同期の存在は大きい。

 「この間飲みに行った時に、A部長はこう言っていた」「B先輩はこういう人らしい」「CさんとDさんは犬猿の仲だ」といった、本音の社内情報を交わし合いながら、結束力は深まっていくだろう。

継続させることに意味がある

 同期メンバーとのつき合いで、最も大事な視点が「継続性」だ。つき合いを長続きさせるかどうかは、自分の意志にかかっている。

 スタートラインは同じでも、ビジネスパーソンとして年を重ねると、お互いの道は分かれていく。スピード出世を果たす人もいれば、同じ場所に長くとどまる人もいる。途中で転職するなどして環境を変える仲間も出るだろう。そこに、関係を崩壊させてしまう「落とし穴」が待っている。

 「同じ立場」からの親近感から繋がった関係だけに、立場が変わり、境遇に差がついて「同じ立場」ではなくなると、関係がぎくしゃくしてくる。誰かが出世して、自分は出遅れたことを妬んだり、転職した仲間の年収が上がったことで僻んだりすることもあるかもしれない。自分と相手についた差を感じるにつれ、お互いの距離が遠ざかり、やがて疎遠になって縁が消滅してしまうのも、よくある話だ。

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