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影響力あるリーダーシップとは?

「無意識の思い込み」に気づき、人と人の架け橋になる

  • 北湯口ゆかり

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2008年7月30日(水)

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 「人と人との間に入って仲をつなぐ。そのために力を尽くすのが楽しく、自分に向いていた。それが私の強みになったと思います」と語るのは、米国を拠点に活動する非営利団体「GOLD」の代表、建部(たてべ)博子ひろこさんだ。建部さんは18歳で単身米国に留学し、その後1975年にジャパン・カリフォルニア銀行(1983年に第一勧業銀行現地法人のカリフォルニア第一勧業銀行となる)に入社。以後、女性初の取締役兼副頭取、カリフォルニア銀行協会理事などを務めた。

 退社後2006年に建部さんは、次世代リーダーを育成するためにGOLDを設立。個人の才能を尊重し活用する企業と市民のコミュニティーの創造を目指し、働く女性の支援活動を展開している。また、米国で同じ志を持って活動する団体「Women's Leadership Exchange」「Big Thinking Women」らとコラボレートしている。
 

グローバルリーダーの育成に向けて

米GOLD代表の建部博子さん(写真:皆木 優子)

米GOLD代表の建部博子さん
(写真:皆木 優子)

 GOLDでは「グローバルリーダーの育成プログラム」による研修を実施している。また、堀井紀壬子さんが理事を務めるNPO法人(特定非営利活動法人)「GEWEL」と姉妹関係を結び、日米をつなぐ架け橋となって活動を進めている。

 10月には日米のビジネスパーソンの情報交換と交流の機会提供のため、GOLDとGEWELの共催で「インパクト・リーダーシップシンポジウム」を開催する。建部さんやGEWELのネットワークを駆使し、日米のトップリーダーによる講演やパネルディスカッション、分科会を企画し、「真に影響力のあるリーダーシップとは何か、どのようにすれば育成できるか」について議論を尽くす。

 では建部さんの考える、ビジネスリーダーのあり方とはどのようなものなのか。

 6人姉妹の末子として育った建部さんは、幼少の頃は身体が弱く「影が薄い存在」と自覚していたが、思春期の頃から自分の殻を破ることを考えていた。1969年、心配する家族の反対を押し切って18歳で単身米国留学を決意。誰も自分を知らない国に行き、「個」としての自分には何ができるのか試したかったからだ。ホイッテア大学を卒業後一度帰国したが、当時の日本では就職先がなく、チャンスを求めて再渡米し、ジャパン・カリフォルニア銀行に入社した。

 建部さんの信念は、「知識はパワー」ということだ。知識は努力すればするほど多く得られ、人に奪われることがない。銀行勤務時代は社外セミナーに出席したり大学院にも通うなど、多くの時間を勉強のために費やした。公認ファイナンシャルプランナーの資格も取得。この努力が、その後のキャリアアップとポジション確保につながった。

コメント2件コメント/レビュー

こういう記事を本当に「とても参考になった」と評価すべきなんだろうな,と思った.(2008/08/02)

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いただいたコメント

こういう記事を本当に「とても参考になった」と評価すべきなんだろうな,と思った.(2008/08/02)

皆さんとワイワイガヤガヤ、そこから何かが生まれる。何かを見出す。何かが育つ等々―確かに真理ではあるが、リーダー、リーダーシップとなると一寸ちがうだろう。意識しない中の意識とでも言うのだろうか。人間、みんな違ってみんないいとする点において人後におちないが、知識はパワーとされる見識は同感。二者の架け橋になるダイバーシティーの持ち合わせの如何が焦点であろう。たとえばもし他者への意識的思い込みが一歩表にでも出ようものなら、それは嫌味ぷんぷんものに相違ないだろうし人間味豊かなリーダー、リーダーシップ発揮は、夢物語に近い。チームメンバーの一人であるだけでいい、置かれた場で目的が叶えられれば、一人そっと笑み一杯に皆と喜びたいというのが本音だ。いやみな言い方ながら世間はなかなかそうさせてくれず、リーダーにまつりあげられるというのは矢張り人間ができていないということなのか。一文はまた生涯勉強を考えさせる。(2008/07/31)

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