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【第41回】「評論家」でなく「当事者」になろう

30代男性は、下の世代を育てる準備をする

  • 深澤 真紀

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2008年9月11日(木)

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 30代は、男性にとって中途半端な年代かもしれません。若くもないけれど、中年とも思えない。

 今の30代男性の多くは、「中年になること」「おじさん化すること」を恐れています。加齢臭を気にしたり、メタボにならないように食事に気をつけたり、ビジネスバッグの中に身だしなみ用のポーチが入っている男性も今は珍しくありません。女性は「おばさんになること」をずっと恐れてきましたが、男性も同じことを気にするようになりました。

 もっと上の世代の男性が、自分の外見や加齢にあまり気を使わなかったことを思えば、身だしなみに注意を向けること自体は悪いことではありません。しかし、加齢を恐れるだけでは、いつまでも“若者気分”でいることになり、下の世代を育てることに関心がなくなってしまうという部分もあります。

上にも下にも批判的な、30代男性

 そして30代は、「バブル世代」と「ゆとり世代」のはざまの世代であり、さらに就職氷河期を生きているので、それぞれの世代に対して「バブル世代は、今の時代が分かっていない」という気持ちと、「今の若いやつは、俺たちほど苦労してない」という気持ちの両方を持っています。

 つまり、自分より上の世代と下の世代の両方に対して批判的であり、そのために評論家的なスタンスに立ってしまいがちとも言えます。物事を冷静に判断したり批評したりできるのは、この世代のよい部分でもありますが、評論だけしてもいられません。評論ばかりしていると、当事者性が薄れていきます。

 30代の男性は、評論家である一方で、自分探しも好きです。【第40回】でも書きましたが、メンテナンス術では、「自分探し」よりも「自分取材」をすることを勧めます。

 30代男性に限らず、日本人が自分探しが好きなのは、「感想文教育」にも原因があるように思います。

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