バブル期に青春時代を送った40代女性は、今では「アラフォー」とも呼ばれ、注目されることが多い存在です。今回は、40代女性の人間関係のメンテナンスについて見ていきましょう。
私も41歳ですが、「40歳を過ぎて、やっと自分も周りも落ち着くかと思ったのに、今度はアラフォーブームか…」と、なんとなく疲れてしまうのが、正直な感想です。40代女性は、「自分が中年女性であること」をフラットに認めるところから始めた方がいいのでは、と思うのです。
アラフォーブームを作ったのは、女優の黒木瞳でしょう。彼女は1960年生まれで47歳ですが、彼女が「40歳を過ぎてもきれいで、仕事も家庭も子どもも手に入れている女性」のロールモデル(お手本になる人)になりました。
そして、最近メディアに登場する女優やタレントは、40代でも確かにきれいです。かつてはテレビドラマでお母さん役しか与えられない世代でしたが、今では40代の女優たちは、恋愛ドラマの主人公を務めているほどです。
何歳まで「きれい」でいればいいのか
1952年生まれで56歳の夏木マリや風吹ジュンも、相変わらずきれいで、多方面で活躍しています。これからの女性は50代になっても60代になっても、「きれいな女」でい続けなくてはいけなくなるかもしれません。
しかし女優やタレントはプロですし、「きれいでいる」のも仕事のうちですから、そういう人を自分のロールモデルにしたら、疲れてしまいます。
最近ではアンチエイジングという言葉もすっかり定着してきましたが、クレオパトラも楊貴妃も、結局は加齢には勝てなかったのです。マドンナや松田聖子は善戦していると思いますが、加齢との戦いは絶対に勝てない戦いであることは分かっています。
ですからこの戦いにはあまり真剣に参加せず、「趣味」程度にとどめておいた方がよいでしょう。
女性誌をはじめとするメディアは、「いつまでも女でいる」とか「女を諦めない」といった言葉で中年女性たちを煽りますが、メディアが「女の賞味期限」を長引かせるように煽るのは、そうやって女性たちに消費をさせたいのが目的だと思った方がいいでしょう。消費するのは悪いことではありませんが、それに踊らされすぎても疲れてしまいます。
きれいにメイクやネイルをしようがすまいが、あるいは家の中をきれいにして素敵な手料理を作ろうが作るまいが、あなたが「女」であることは変わらないのですから。
「きれいになったり、家をきれいにしたりする必要がない」と言うと、「女としての様々な楽しみを捨てろって言うの?」と反発を感じる人もいるかもしれません。でも、そうではないのです。
あなたが「女の楽しみ」だと思っていることは、「女という趣味」として楽しめばよいのです。
「今日はネイルサロンに行って髪も巻こう」とか、「今日は野菜たっぷりのご飯を作ろう」ということを、「やらなければいけない」「そうしなければ自分が女でなくなってしまう」という気持ちからではなく、「あくまでも趣味の1つ」と思って楽しむくらいがいいのです。
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