• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

【第30回】女性が結婚できない3つの理由(その1)

男性だって、しんどい。女性がリードしていけばいいのでは

  • 白河桃子

バックナンバー

[1/3ページ]

2008年9月24日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 「結婚したいのにできない」という女性の話を聞いていると、彼女たちが必ず口にする3つの言葉がある。
1)「引っ張っていってくれる男性がいい」
2)「(結婚して)子供ができたら、しばらくは子育てに専念したい」
3)「(相手と)自然に出会いたい」

 「当たり前のことを言っているだけでは?」と思う人も多いかもしれない。特に40代以上の男性たちは…。

 1)についてだが、“男らしく”リードしてくれる男性を好む女性は多い。2)に関しては、就職氷河期世代にとっては「一生続けたい」と思うほどやりがいのある仕事に出合えなかったため、仕事に対する執着心が薄い。またはあまりに激務なため、出産年齢を考えると30歳ぐらいでそろそろひと休みしたい、という声も多いのだ。

 そして3)について。婚活(結婚活動)をしたくない一番の理由として、「自然な出会いが一番」と思う心情があるのだ。結婚とは、好きな人と出会って自然に結ばれるものだから、作為的なものが入るのは美しくないと思うし、プライドが傷つく。ガツガツと出会いを求める女性とは思われたくない。

「結婚できない理由」それ自体が婚期を遅くしている!?

 こういう女性たちの本音を聞くと、その気持ちは痛いほど分かる…。だが、女性が結婚できない理由は、実は彼女たちが口にする、この3つの「結婚できない理由」それ自体にあるのではないか。

 まず第1のキーワード、「引っ張っていってくれる人」を検証してみたい。

 「どんな男性が好みですか?」と聞かれた時、「私、引っ張っていってくれる人がいいんです」というセリフを、女優でピアニストの松下奈緒さんが口にした時、「この人、美人だけど男には苦労しそうだな…」となんとなく思ったことがある。

 儒教思想の影響か、日本女性たちは「男性を追い抜いてしまってはモテない」という思想に縛られ、「控え目であることが美徳」と育てられてきた。さらに「男に従うふりをしながら、手の平で転がす」のが最強の女、とされてきた。

 しかしそれは、団塊の世代までだったという気がする。アラフォー(Around40=35~45歳)以下の女性を見ると、男を余裕で泳がすほどの手練(てだれ)は少なく、まじめに「力強く引っ張っていってくれる男性」を求めている傾向にある。「結婚してから、何でも自分で決めていくのはしんどい」と思っている人が多いのだ。

 ある結婚相談所のカウンセラーが嘆いていたが、「頼りない」の一言で女性に交際を断られてしまう男性が、一番多いそうだ。しかし本当に女性はみんな、「自分を引っ張っていってくれる男性」がいいのだろうか? 引っ張っていってくれるとしても、その方向がミスリードだったら、今の女性たちはテコでも動きゃしない。「引っ張ってほしい」というのも実は、「私の気持ちを汲み取ってほしい」、つまり「自分たちの好む方向に引っ張ってほしい」という、都合のいい願望に過ぎないと思う。

コメント21件コメント/レビュー

9月24日のコメントに『馬を水のみ場につれて行くことはできても、水を飲ませることはできないのですよ。』と書かれた方がいますが、結婚後15年にして、それを痛切に感じています。結婚前から、ずっと女の私がリードしていましたが、財布のヒモだけはガッチリ握っているのに、優柔不断で、自分自身で家族の生活について的確な判断を下せないのでは、「リードする」とか「男を立てる」とかいう以前の問題です。本当の意味で「リード」するには、女も一生働いていこうという覚悟が必要ですね。(2008/10/29)

オススメ情報

「白河桃子の「“キャリモテ”の時代」」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

9月24日のコメントに『馬を水のみ場につれて行くことはできても、水を飲ませることはできないのですよ。』と書かれた方がいますが、結婚後15年にして、それを痛切に感じています。結婚前から、ずっと女の私がリードしていましたが、財布のヒモだけはガッチリ握っているのに、優柔不断で、自分自身で家族の生活について的確な判断を下せないのでは、「リードする」とか「男を立てる」とかいう以前の問題です。本当の意味で「リード」するには、女も一生働いていこうという覚悟が必要ですね。(2008/10/29)

白河先生の「婚活」時代やこれらのコメントを読ませてもらうと大変興味深いです。自分も典型的な結婚できない男でしたが、お見合い(結婚情報サービス)で、価値観の同じ女性と出会い、結婚し来年は子供も生まれます。自分は身長172cm、年収520万(昨年) 大卒である程度、条件は満たしていて彼女も公立4年大卒で8年務めた会社を退職し派遣社員でした。ある程度、条件を満たし外見も年齢より若く見られたのに30過ぎても二人とも独身だった理由は、「婚活」時代等の専門家のアドバイスは正しいですが、そのとおりに実行しても難しいものがあります。どんな時代でも、逆境をはねかえす強さと時代の波をうまく乗りこなす柔軟さを併せ持つことも必要ではと思います。(2008/10/07)

リードするのはどっちだっていいんじゃないですか。リードされたい女性もいれば、リードしたい女性もいる。自分と反対の男と付き合えばいいってことです。(2008/10/06)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

(日本の住宅政策は)いつまでたっても短期主義から抜け出せない。

長嶋 修 不動産コンサルタント