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【第46回】頑固な人とのつき合い方

相手に勝とうと思わない、腹を割らない

  • 深澤 真紀

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2008年10月16日(木)

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 前回は、「調子がいい人」とのつき合い方について見てきました。今回は「頑固な人」へのメンテナンスを考えます。

 頑固な人というと、いわゆる「気難しい日本のオヤジ」のような人をイメージするかもしれません。しかし頑固な人というのは、「通したい“我”がある人」なのです。そして、「我を通すためには、人の言うことを“聞かない”」というタイプの頑固な人もいます。

 ですから、「無口」で「気難しい」頑固者だけではなく、「明るく」「社交的」な頑固者もいます。この、明るいタイプの頑固な人は、自分も周囲も「自分が頑固だ」ということに気がついていない場合も多いものです。

 例えば仕事上の取引先とそれまでうまくいっていたのに、ある時突然、理由も言わずに「これは違う」と言われることがあります。「何か、こちらに言えない事情があるのか?」と勘ぐって、手を替え品を替え新しい提案をしても、なかなかうまくいかない。そのうちに、「なるほど、単にこの人が頑固なだけだったのか」と分かってくることもあります。

 そして残念なことに、頑固な人を説得する方法はあまりないのです。

頑固な人には抵抗しない

 頑固な人と仕事をする場合は、まず「相手に勝つ」という考えを捨てましょう。抵抗しても、いいことはありません。

 例えば頑固なクライアントを説得しようとしても、その説得の過程ですっかり疲れてしまって、こちらのチームが分裂してしまうこともあります。ですから、相手が頑固だと思ったら、相手にどう勝つかではなくチーム内の意思統一を図ることを考えた方がよいのです。

 もし、頑固な相手の主張に従うのはどうしても無理だという結論が出たならば、「今回は、私たちにはできません」と撤退するのも1つの方法だと思います。

 とにかくなんとか仕事を進めたいと思うのであれば、頑固な相手が主張する選択肢の中で、自分たちにとってベターなものを目指すしかありません。頑固な人の機嫌を取りつつ、「実際の作業は心を殺してこなす」ということになり、つらい仕事になりますが、しかたありません。

 「何とかならないか」と抵抗したい気持ちも分かりますが、残念ながら頑固者とつき合ううえでよい方法は、なかなかないのです。選択肢があるとすれば、次回からその人と仕事をするかどうかを考え直す、ということくらいしかありません。

 頑固な人と一緒に仕事をして、嫌な思いをすると「なんで自分がこんな思いを…」と思うものです。自分の提案を99%の人が支持してくれるのに、1%の頑固者の反対のために不本意な選択をしなければならないのは本当に理不尽です。しかし、しようがない。

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