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【第47回】自信のない人とのつき合い方

社会も自分も「そこそこに」肯定する

  • 深澤 真紀

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2008年10月23日(木)

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 今回は「自信がない人」とつき合う時のメンテナンスを考えます。何かを任せようとしても「自信がありません」と言って、相手に断られてしまう場合があります。こういう人に仕事などを引き受けてもらいたい場合、1つの方法は「いきなり一段上げるのではなくて、半段だけ上げること」です。

 例えばいきなり昇進させたり、大きなプロジェクトを任せるのではなく、「自分の補佐をしてほしい」と言って様子を見るのです。そして実際にその仕事を問題なくこなせそうだと本人も思えるようになってから、任せるのです。

自信のない人には、むやみに激励しない

 むやみに「君ならできる」と背中を叩いても、自信がない人にとっては意味がありません。自信がない人にとっては、やったことのないことができるかどうかは分からないし、しかもやってみたら本当にできなかったということもあるのです。

 自信のない人の「自信のなさ」には、必ずしも根拠がないわけではありません。ですから、責任のある仕事を引き受けることに躊躇している人がいる場合は、様子を見る方がよいのです。

 上司としては、「自信のない部下のためにそこまでやる必要があるのか?」と思うかもしれません。しかし部下が自信が持てないのは、上司が訓練を怠った結果かもしれないので、そこは「メンテナンス」と考えましょう。

 あるいは、そこまで面倒が見られないと思うなら、自信がない人の慎重さを役立てて、あえて責任ある仕事を与えるよりも補佐的な仕事で役に立ってもらうと、割り切って考えるのも1つの考え方です。

 次に、自分に自信が持てない人の場合は、どうすればいいでしょうか。例えば、いい仕事に就いていない、結婚していない、好きなことがない、友だちがいない…など、いろいろな理由で人は自信が持てなくなります。

 まず大事なことは、自分だけでなく多くの人は「自分には何かが欠けている」と思っていることを知ることです。

 欠落感に悩んでいるのは、自分だけではありません。どんなに成功して、何不自由なく生きているように見える人でも「自分には何かが足りない」と思っているものです。生きている限り、なんらかの欠落感を抱えているものであって、完全な幸せや成功は誰にも持てません。

 「自信がない人」は、本当は完璧志向が多いのです。完璧になれないくらいなので、自信を失ってしまう。
 
 そこで大切なのは、完璧であろうとしないことと、完璧になれないからと言ってやけにならないことです。メンテナンス術は「そこそこ、ほどほどに生きるための技術」ですが、自信がない人は、ぜひ「そこそこ、ほどほどでいいんだ」と思ってみてください。

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