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【14】CEOも会社の資産、社員はこれを使い尽くせ

社員も経営トップもプロとしてコラボレートする

  • 倉重英樹

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2008年11月7日(金)

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 仕事のスケジュールが詰まっている毎日の中で、昼ごはんが楽しみという人は多いと思う。私もその1人だ。とりわけ気に入っているのは、日比谷のオフィスビルにあるテナント用社員食堂が出す、400円のうどんだ。昼時に日比谷のオフィスにいる時は、ほとんどといってよいほど地下の食堂に降り、うどんを食べる。

 私はシグマクシスのCEO(最高経営責任者)とRHJインターナショナル・ジャパン(RHJI)の会長を兼務しており、オフィスが2カ所にある。日比谷にあるのはRHJIのオフィスで、そこにいる同僚をしばしば昼ごはんに誘う。

 彼らは皆、投資や金融のプロフェッショナルたちなのだが、「めしに行こう」と私に誘われた当初、隣の帝国ホテルあたりでご馳走してくれると思ったらしい。ところが、連れて行かれたのは、なんと地下の社食、メニューはうどんだったから、最初の頃はかなり面喰らっていた。最近は、当然のようにうどんにつき合ってくれる。

昼ごはんの時なら社員と何でも話せる

 昼ごはんの時には、夜の会食とはまた違った意味で気楽に話ができる。パーソナルな話も仕事の話も、短時間のうちに情報交換ができるので、いろいろなメンバーと昼ごはんを食べるのが好きだ。ただ、最近はスケジュールがぎっしり詰まっており、シグマクシスの虎ノ門オフィスとRHJIの日比谷オフィスの行き来もあって、昼に好きなものをなかなか食べに出ていけない。ミーティングをしながらお弁当という日も多く、ちょっと退屈だなと思っていたところ、ある日、虎ノ門オフィスで久し振りに昼の時間が空いた。

 天気もいいし、神谷町のあたりを散歩しながら知らない店に入るのもいいなと思い、手近にいたラーニングの責任者とそのチームメンバーに声をかけて、「行こう行こう」とエレベーターホールに急いだ。歩いているうちにメンバーがメンバーを誘い、最後の1人が「ちょっと待ってください」と言うので、エレベーターを1台やり過ごしてしばらく様子を見ていたら、なにやらどやどやとやってくる。

 彼女が今日たまたま自分の前に座っていたコンサルタント2人に声をかけて、連れてきたのだ。気がついたら、こぢんまりした「散策ランチ」のはずが、8人参加する「大型ランチ」になっていた。いくらなんでも場所がないだろうということで、ホテルのレストランを目的地とし、みんなで秋晴れの中を歩いた。

 急きょ参加したコンサルタント2人は、顔は見知っていても、間近で話をする機会はこれが初めてだった。料理をオーダーしたあと、改めて自己紹介してもらい、2人がテクノロジーのバックグラウンドを持つこと、この8月にシグマクシスに入ったこと、1人が「新婚さん」であることなどを知った。

 次に話題は、最近スタートしたシグマクシスのラーニングプログラムに移り、しばらく当社の話を続けた後、徐々に2人のコンサルタントが関わっているお客様の話になった。お客様の財務状況、コンサルタントとして把握した課題、それらに対するアプローチ、を彼らは語りつつ、私の意見を求めてきたので、考えた点、気づいた点を答えた。2人は、CEOである私に指示を仰いだわけではない。「経営者から見て、このアプローチをどう思いますか」といったように、1人の経営者としての私の意見を聞きたかったのだ。

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