• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

女性社員に、上司の気づかいは通じない

女性をひとくくりにするマネジメントは失敗する

  • 田村 知子

バックナンバー

2008年11月11日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 「最近の男性管理職の悩みは、20~30代の女性社員をどうマネジメントしていいのか分からない、ということです」

FeelWorks代表・人材活性化コンサルトの前川孝雄氏

FeelWorks代表・人材活性化コンサルタントの前川孝雄氏(写真:皆木 優子、以下同)

 こう語るのは、リクルートで「就職ジャーナル」「ケイコとマナブ」「仕事の教室」などの編集長を務め、現在はFeelWorksの代表で、人材活性化コンサルタントとして活躍する前川孝雄氏だ。

 近年、広く知られるようになった「ダイバーシティーマネジメント」という言葉。「多様性を生かしたマネジメント」という意味だが、日本では女性活用・活躍支援から着手する企業が多い。内閣府が「2020年までに、社会のあらゆる分野において指導的地位に女性が占める割合が少なくとも30%程度となるよう期待する」という指標を示したことも追い風となり、「女性活躍推進室」「ダイバーシティー推進室」などの専任部署を設立する企業も増えている(参考記事はこちら)。

 しかし実際には、男性上司と女性社員のコミュニケーションがなかなかうまくいかない現状がある、と前川氏は指摘する。9月末、東京都中央区の志縁塾で開催された講演会「今どき女性社員のキャリア観と活かし方」で前川氏は、男性上司と女性部下のすれ違いについて、様々なケースを紹介した。

男性の勝手な思い込みが、すれ違いを生む

 「女性社員のマネジメントがうまくいかないのは、男性上司の『勝手な思い込み』が原因と言っても過言ではありません。例えば、多くの企業では女性のロールモデル(お手本となる人)や管理職を作ろうと躍起になっていますが、女性の2人に1人は『社内にロールモデルを見いだせない』と回答している意識調査もあります」と前川氏。

 「21世紀職業財団によれば、新しい業務や管理職に就くことを敬遠する女性が、2003年度には22.9%だったのに対し、2007年度は40.5%と2倍近くに跳ね上がっています。ここで既に、企業側の思惑と女性たちの意識との間に溝があることが分かります」

 また前川氏は、男性上司が女性社員とコミュニケーションを取ろうとする際、女性の考え方や行動をひと括りに捉えていることも、すれ違いが生じる原因だと指摘する。「リクルート時代に多くの女性部下と接したり、働く女性にインタビューしたりしてきましたが、同じ女性でも考え方は千差万別、様々な価値観があると分かりました。例えば、A 子さんとB子さんに同じアドバイスをした場合、A子さんのモチベーションは上がっても、B子さんは変わらないということがあるのです。同じ女性と考えてアドバイスをしてもダメなんです」

 そうした経験から前川氏は、女性の価値観を理解する手がかりとして、次の4つの志向タイプを挙げた。

  1. 「堅実キャリア(仕事重視・現実的)」型
  2. 「公私セパレート(プライベート重視・現実的)」型
  3. 「転職ドリーム(仕事重視・夢見がち)」型
  4. 「結婚ロマンス(プライベート重視・夢見がち)」型

コメント9

「働く女性のリアルリポート」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

富士山を目標にする人はいつか富士山には登れるでしょうが、エベレストには登れない。

澤田 秀雄 エイチ・アイ・エス会長兼社長、ハウステンボス社長