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日米「婚活」対談~こんなに違う、ネット恋愛・結婚事情

2008年12月3日(水)

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 11月、インターネットマッチングサービスを提供する「マッチ・ドットコム」が、「日米《婚活》コンカツ対談」を開催した。パネリストは本連載の著者で、今年3月に山田昌弘中央大学教授と共著で『「婚活」時代』を上梓した白河桃子さんと、ハワイ大学教授で6月に発行された『ドット・コム・ラヴァーズ―ネットで出会うアメリカの女と男』の著者である吉原真里さん。

 女性の恋愛・結婚の現状に詳しい白河さんと、実際にインターネットのマッチングサイトで恋愛体験をした吉原さんの2人が、日米の恋愛・結婚事情に関して熱く語った。この様子をリポートする。

*     *     *     *     *

―― まず、お2人がご著書をお書きになったきっかけを教えてください。

白河 桃子

白河 桃子(しらかわ・とうこ)
少子化ジャーナリスト、ライター。1961年東京生まれ、慶應義塾大学文学部卒業。結婚、少子化など女性のライフスタイルに関する取材を数多く手掛る。著書に『「キャリモテ」の時代』(日本経済新聞出版社)、『跡取り娘の経営学』(日経BP出版センター)、共著に『「婚活」時代』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。(写真:山田 愼二、以下同)

白河 私はこれまで結婚や離婚、晩婚からくる少子化の取材をする中で、結婚情報サービス業界も見てきました。家族社会学の山田昌弘先生(中央大学教授)と一緒に、未婚者支援のNPO法人もやっています。ある時雑誌「AERA」の取材で、「就職活動と同じように、結婚にも活動が必要な時代になった」と言った時、山田先生がそれを「婚活」と名づけられたんですね。

 その後、山田先生から一緒に本を書きませんかとお声掛けいただいたのが、『「婚活」時代』執筆のきっかけです。この本では、結婚情報サービスや、未婚男女の生の声などを書きました。

吉原 私の本業は大学教授で、普段は論文や研究書を書いたりしています。ある時、親しい友人が、私の私生活や恋愛、デートの話を聞いて「そんなに面白い話が集まったなら、本にしてみたら」と言ったのが執筆のきっかけでした。

 『ドット・コム・ラヴァーズ』では、私自身のオンラインデーティング(インターネット上で、デートの相手を探すこと)の経験や、ネットを通じて出会った男性の話を枠組みに使っていますが、本当に書きたかったのは、普段書いている論文や研究書ではなく、私自身の個人的な「アメリカ観」を日本の読者に伝えたいと思ったことでした。

吉原 真里

吉原 真里(よしはら・まり)
ハワイ大学アメリカ研究学部教授。1968年ニューヨーク生まれ、東京育ち。1991年、東京大学教養学部教養学科卒業。1997年、米国文化研究でブラウン大学博士号取得。1997年よりハワイ大学アメリカ研究学部助教授。2003年より同学部准教授、2008年より同学部教授。専門は米国文化研究、米国文化史、米国=アジア関係史、ジェンダー研究など。著書に『アメリカの大学院で成功する方法』(中公新書)、『ドット・コム・ラヴァーズ』(中公新書)、共著書に『現代アメリカのキーワード』(中公新書)。

―― 白河さんの『「婚活」時代』が今年の3月、吉原さんの『ドット・コム・ラヴァーズ』は今年の6月発売ですね。今年に入ってから「婚活」というキーワードが日本でも浸透し始めた印象がありますが、日本で今「婚活」が盛り上がっている背景を白河さんはどう思われますか。

白河 実は、私の出している本はほとんどが「結婚」がテーマなのです。でも2002年に本を出した時は、いわゆる「負け犬」ブームの1年前で、その頃は「結婚に関する本を出したい」と言っても、耳を貸してくれる出版社があまりなかったのです。

 このところ結婚しない男女が増え、また少子化が社会的な問題になってきました。日本の場合、結婚しないで子供を産む人は非常に少数なので、少子化が問題になったことで、男女が結婚しなくなっているのはなぜか、どうしたら出会えるのか…といったことが、重要な問題として受け止められるようになってきたのだと思います。

 数年前は、女性誌で「頑張って結婚活動をしましょう」と言うのは、どちらかというとマイナスとされていました。特に知的な女性誌には、書かれないような話題だったんですね。ただ「自分を磨いていくら素敵な女性になっても、なかなか結婚できない」ということがみんなに分かってきたのでしょう。やっと今、機が熟して、結婚を真剣に考える風潮が出てきたのだと思います。

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