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結婚相手に「魂の伴侶」であってほしい米国人

日米「婚活」対談(2)オバマ氏も妻を「親友」と呼ぶ

2008年12月24日(水)

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 インターネットマッチングサービスを提供する「マッチ・ドットコム」が、11月に開催した「日米《婚活》コンカツ対談」では、本連載の著者白河桃子さん(山田昌弘中央大学教授と共著で『「婚活」時代』を上梓)とハワイ大学教授の吉原真里さん(『ドット・コム・ラヴァーズ―ネットで出会うアメリカの女と男』を上梓)が対談。その様子を引き続きリポートする。

*     *     *     *     *

―― これまで、日米の恋愛、結婚事情をお聞きしてきましたが、実際にインターネットマッチングで結婚までいったお知り合いはいらっしゃいますか。吉原さんはいかがでしょうか。

本連載の著者白河桃子さん(左)とハワイ大学教授の吉原真里さん(写真:山田 愼二、以下同)

本連載の著者白河桃子さん(左)とハワイ大学教授の吉原真里さん(写真:山田 愼二、以下同)

吉原 一組は日本人同士ですが、ちょっと変わり種の国際的なカップルでした。男性は30歳ぐらいで単身で渡米して、起業して成功した人。女性はいわゆる帰国子女で、日本で仕事をしている芸術家。世界を飛び回っています。2人とも離婚歴がありました。

 お互いそんな経歴なので、「どちらかというと相手は日本人がいいけれど、普通のドメスティックな日本人ではなく、ある程度、国際的な視野や生活スタイルを持っている人がいい」と、それぞれ思っていた。それが、「マッチ・ドットコム」を通じて知り合って。

 男性は初めシカゴに、女性は日本に住んでいました。初めに会ったのは男性がデートのために東京に来て、会った途端とんとん拍子で結婚に至ったとのことで、今では2人は、ニューヨーク、ハワイと東京に拠点を置いて生活をしています。

 もう一組は、私の友人でユダヤ系の女性研究者です。彼女も「マッチ・ドットコム」で今の夫と出会いました。夫は軍医です。私は昨日、韓国から日本に来たのですが、韓国の学会で彼女と一緒でした。夫が軍隊に入っているため、転々といろいろなところに赴任して、今は韓国に赴任しているので彼女も一緒にソウルに住んでいると。

 やはり米国では母集団が多く、マッチングサイトを使っている人が多い分、成功例も多いとは思いますけどね。

―― 白河さんは、日本のマッチングサイトを利用している人を取材なさっていると思いますが、こうしたサービスに適している人と適していない人、というのはいるのでしょうか。

白河 いろいろな人が様々な方法で自分の魅力を発揮できる場所があればいいとは思っていますが、マッチングサイトに関していえば、インターネットに強い人、ネットを通じて魅力を発揮できる人がいるのは確かです。

 ただ、やはり結局は人と人とのコミュニケーションですから、メールのやり取りの間にうまくキャッチボールができるかどうかは、リアルな会話と一緒だと思うんです。

 それにしても、日本人は本当にはっきり言わないですね。吉原さんのご本を読むと、つき合っている相手に「僕は君のことをどう思っている」とか、「僕は君と結婚したい」「カジュアルなつき合いをしたい」とか、はっきり言っている。日本のカップルは、こういうことをはっきりしないままズルズルつき合って、結局別れてしまう例がすごく多いので。

コメント5件コメント/レビュー

30代後半の女性です。ソウルメイト信仰は、聖書の概念が日常に存在している欧米だからこそ出た「単語」であって、宗教よりも習慣・風習等の刷り込みが高い日本では異質に感じるものなのかもしれません。パートナーを探す時は本気で探し、でも何か違う?と感じたらさっさと離婚をして新たなソウルメイトを探す。それが彼らの文化であるだけで、相互理解と協力と我慢と妥協というプロセスを通して離婚を避ける文化が「とてもすばらしい!」と考えるのは少々違うのではないか?と思います。日本の育児書を読むとジェンダーロールの刷り込みがごく自然に織り込まれていますので(<一応皮肉)意識して読まれると意外な発見がありますよ!(2008/12/29)

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30代後半の女性です。ソウルメイト信仰は、聖書の概念が日常に存在している欧米だからこそ出た「単語」であって、宗教よりも習慣・風習等の刷り込みが高い日本では異質に感じるものなのかもしれません。パートナーを探す時は本気で探し、でも何か違う?と感じたらさっさと離婚をして新たなソウルメイトを探す。それが彼らの文化であるだけで、相互理解と協力と我慢と妥協というプロセスを通して離婚を避ける文化が「とてもすばらしい!」と考えるのは少々違うのではないか?と思います。日本の育児書を読むとジェンダーロールの刷り込みがごく自然に織り込まれていますので(<一応皮肉)意識して読まれると意外な発見がありますよ!(2008/12/29)

魂の伴侶…いっしょにいて「居心地がいい」「いい刺激を与え合える」というイメージを抱いていますが、結婚というのは、本当に「タイミング」の産物だと思います。二人の男女の出会いの一瞬のタイミングが合えばが始まりますが、子供が生れれば、「子育て」という長期的な目的を最優先に、家庭生活を営んでゆかねばなりません。夫婦というユニットと親子という「つながり」が、うまく絡み合ってくれれば良いのでしょうが、なかなか難しいものです。でも、日本の男性って、家庭の中がうまくいかなければ、「外」へ逃げ出す傾向のある人が多いように思いますが、女性の方はまだまだ、子供がいれば逃げられない…って感じが強い気がします。女性が結婚をためらってしまうのは、そのせいかもしれません。(2008/12/27)

吉原さんの発言は、実際にマッチコムで活動した体験に基づいていることもあって、ほぼ全体的に納得のでき、参考になりました。白河さんの発言は、納得できる部分とそうでない部分がありました。実際に体験されているのではなく、取材がメインだからなのではないかと思います。特に意見したいのは、「日本では男性は手当たり次第にメールを出す」という点についてです。確かにそういう部分はあると思います。私はエキサイト恋愛結婚で活動中ですが、女性は「てきとう」に(気楽に?安易に?)登録している方が多いのも事実なのではないでしょうか。(あくまでエキサイトでの例です。ご了承下さい。)登録している女性は、無料なせいか、プロフィールの内容が少ない人が結構多いです。趣味の欄も空白とか。これでは、男性で「実際に話してみないと、会ってみないとわからない」→「新しい人が入ってきたら、取りあえずメールを送ろう」となる人が出てくるのも、(本来良くないとは思いますが)しょうがない部分があるのでは?と思いました。なので、男性、女性の双方に問題な部分があることに触れて欲しかったです。(2008/12/25)

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三品 和広 神戸大学教授