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女性は何歳まで、“女子”と呼べるのでしょうか

2008年12月25日(木)

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 最近、「女子」という言葉が気になっています。

 時々、自分や自分を含む女性を「女子」と呼ぶことがあります。しかしこれを、不愉快に思われる方もいるのかもしれません。先日読者の方から、こういうお便りをいただきました。

 「いい大人である40代の女性を『女子』と呼ぶのは、もうやめませんか? 職場にもこの世代の女性が多くいますが、いつまでも自分を可愛い若い女性だと勘違いしていて、非常に見苦しい」

 すみません。40代になってもつい「女子」と口走ることがあります。少し反省しながら思ったのは、「いったい女性は、何歳まで“女子”を名乗ってもいいのか」ということです。「2年目女子ですが、いいですか?」 のように、20代までなら許していただけそうですね。また「女子」を自称する女性は、本当に自分を「可愛い若い女性」だと思っているのでしょうか。

 その結論を出す前に、少し考えてみたいと思います。「女子」という言葉が流通するようになったのはいつ頃からなのか…。

40年前の「女子」「男子」という呼称

 私は1960年代の生まれですが、小学校の頃によく「男子が」「女子が」と言っていたことを思い出します。例えば、先生が「はい、男子と女子に別れて並んで」と言うように、便宜的なグループ分けをする時に使われていました。

 また、子供たち自身はこんな風に使っていました。

 「先生、“男子”が掃除当番をサボるんです」  「“女子”は怒られるとすぐ泣くから、ズルいよな」

 こういう場合、男子全員が掃除をサボっていたわけでも、女子全員がすぐに泣いていたわけでもありません。一部の人のある行為などを取り上げる時に、「男子」「女子」とひとまとめにしていたのです。これが、小学生の頃よく口にした「男子」「女子」という言葉でした。

 今思うと、こういう言い方はとても不思議です。本来なら具体的に、「田中君が掃除当番をサボる」とか「鈴木さんは怒られるとすぐ泣く」と言うべきところを、あえて「男子」「女子」とまとめているのです。これはある意味では「五人組」のように、誰か一人を責めずに連帯責任を負わせる、という(超・日本的な?)やり方の現われだったのかもしれません。

 さてその後、中学・高校、大学と進んで社会人になってからは、「男子」「女子」という表現はほとんどしなくなりました。「男子」も「女子」も、せいぜい10代までを指す言葉という意識が強かったのでしょう。

 ところが1990年代くらいから、女性(それも、とっくに成人式を済ませた年代の女性)が、自分たちのことを積極的に「女子」と呼ぶようになってきたのです。

 実を言うと当時30代だった私は、最初のうち「ハタチを過ぎた女が、小学生のような呼称を使うなんて」と、違和感を持ったものでした。しかし次第に自分のことを女子と呼ぶことに、何となく「心地よさ」を感じるようになったのも事実なのです。

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