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【5】「自虐女子」と「自爆女子」

“謙虚ないい子”を演じ過ぎると自爆する

  • 深澤 真紀

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2009年1月16日(金)

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 女性は謙虚で、感じよく、気が利いた方がいい。もしも、男性よりも頭が良かったり仕事ができたりしたとしても、そんなことはおくびにも出さず、男性を立てた方がいい。その謙虚さが、女性の賢さなのだ…。

 いまだにそんなふうに思うのは、男性だけでなく、女性自身にも多いものです。そして、そんな謙虚さがいき過ぎると、「自虐的」になってしまう。それが「自虐女子」です。

 「自虐女子」は、「女性は謙虚であるべき」という思いがあります。また自分に自信がない部分もありながら、一方でプライドも高いので、とりあえず「謙虚」でいるつもりでも、結果として「自虐的」になってしまうのです。

「謙遜プレイ」は「自虐女子」の得意ワザ

 例えば職場で管理職への昇進などを打診されても、「私なんて無理ですよ」と、1回は断ってしまう。「私を買いかぶり過ぎです」と謙遜したり、揚げ句の果てに「私なんかじゃなくて、後輩の○○君はどうですか?」と他人を推薦したりしてしまうのです。

 あるいはプライベートでも、2~3年彼氏がいないというだけで、「私なんかモテない」とか「色気がない」とか「フェロモンが出てない」といったように、「モテない自慢」をたたみかけたりします。仮に、「いいな」と思っていた男性に告白されても、「私なんかでいいの?」などとためらったりもする。

 「自虐女子」はそんなふうに自虐的になりながら、本当は「そんなことないよ」と言ってほしいのです。

 日本の女性にとっては、おいしいお茶でも「粗茶ですが」と言いながら出し、素敵なお土産を買ってきても「つまらないものですが」と差し出す「謙遜プレイ」はごく当たり前のことです。

 そのため、自虐的になっておきながら相手にフォローしてもらう「自虐プレイ」もついつい上達してしまうのです。しかし、自虐的なことを言われる相手にとっては、それをいちいち否定したりフォローするのも面倒なものなのです。

「私なんか…」は「逃げ」に過ぎない

 もし、職場で昇進を打診されたら、まずは「ありがとうございます」と言えばいいのです。それから、もし不安な要素があれば「経験が浅い私でもできるでしょうか」「子供がまだ小さいのですが、大丈夫でしょうか」などと、具体的に相談すればいいのです。そうすれば、打診してくれた上司も「ベテランをサブにつけるから」とか「若手をサポート役でつけるから」などと、具体的に答えてくれるでしょう。

 しかしのっけから「私なんて無理です」と自虐トークを始められると、上司にとっても面倒です。「そんなことはないよ、あなたは仕事もできるし…」とフォローしなければいけませんから。
 「もし2回断っても勧められたら、話を受けよう」と思っているかもしれません。しかし最近は、謙遜プレイや自虐プレイをフォローしてくれない人も増えていますので、「あ、そう。じゃあ他の人にするよ」などと白紙撤回されかねません。

 どうしても引き受けたくないならともかく、少しでも「受けてもいいかな」と思ったのなら、具体的な方向へ話を持っていくようにしなければいけません。

 そして、上司に「あなたのここを評価しているから推薦したんだよ」とストレートに言ってほしいのであれば、自虐的にではなく、直接的に「どうして私を推薦してくださったんですか」と聞けばいいのです。

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