• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

【6】「紅一点女子」と「おやじ女子」

社会を生き抜くために「女」嫌いになってしまう女たち

  • 深澤 真紀

バックナンバー

2009年1月23日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 男性グループの中で、1人だけが女性である「紅一点」状態。「紅一点」でいることを好きな女性というのは、けっこう多いものです。

 例えば「女同士ってうまくいかないから、私は男性とつき合うことが多い」とか、「女性と話すと気を使うけど、男性相手だと本音で話せる」とか、「私はサバサバしてるから男友達ばっかり」とか、「女ってつまらないけど、男性は面白い」などと言う女性は、「紅一点女子」なのです。

 例えば、バンド。女性がボーカルかキーボードとして、紅一点として入ることはよくありますね。ボーカルやキーボードは「女らしいポジション」なので、紅一点が入りやすいのです。「男らしいポジション」のギターやドラムとして、紅一点が入ることはあまりありません。

 また、男子運動部の女子マネジャーも紅一点的存在です。女子運動部には女子マネジャーがいることは少ないですし、ましてや男子マネジャーはほとんどいないでしょう。

「紅一点女子」は女が嫌い

 バンドや部活での「紅一点女子」は、アイドル、姫、母、姉、妹、雑用係などの、いろいろな役割を求められがちです。そして彼女たちは、その状態は「ほかの女性からうらやましがられる、よいポジション」だと思っています。確かに、「紅一点女子」をうらやましいと思う女性もけっこういるものです。

 「紅一点女子」の中には、男性の中で「姫」と呼ばれたりして「女らしさ」を前面に出すタイプもいます。

 一方で、「私たちは恋愛とかじゃなくて仲間って感じだから」と、あえて「女らしさ」を封印するタイプもいます。

 一見違うタイプのようですが、どちらも、「自分も女性でありながら、女性に対して否定的な感情や嫌悪感を持っているために、男性の中にだけ居場所を求めてしまう」という意味で同じ存在なのです。

 また、「紅一点女子」の大きな特徴は、「女性には厳しいけれど、男性にはかなり甘い」ことです。「男の人ってやんちゃだから」とか「私がやらないとこんなこともできないんだから」などと、男性のマイナス点もむしろ肯定的にとらえてしまう。

 しかし、「紅一点女子」は男性と同じことを女性がやったら許しません。

 例えば部屋の汚い男性に対しては「男の人って、こういうところがだらしないのよね、私が掃除しなくちゃ」と許します(許すどころか、ちょっとうれしく感じたりする)が、部屋の汚い女性には「女としてあり得なくない?」と一刀両断です。

 「紅一点女子」は男性のそういうダメな部分を、過剰に肯定してしまうことさえあります。男性もそれに甘えてしまうので、お互いにとってあまりよくない状態ではあるのですが。

 「紅一点女子」はいつまでも、「男性の中に女性は自分一人」という状態が続けばいいと思っています。

コメント24

「深澤真紀の平成女子図鑑」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック