男性グループの中で、1人だけが女性である「紅一点」状態。「紅一点」でいることを好きな女性というのは、けっこう多いものです。
例えば「女同士ってうまくいかないから、私は男性とつき合うことが多い」とか、「女性と話すと気を使うけど、男性相手だと本音で話せる」とか、「私はサバサバしてるから男友達ばっかり」とか、「女ってつまらないけど、男性は面白い」などと言う女性は、「紅一点女子」なのです。
例えば、バンド。女性がボーカルかキーボードとして、紅一点として入ることはよくありますね。ボーカルやキーボードは「女らしいポジション」なので、紅一点が入りやすいのです。「男らしいポジション」のギターやドラムとして、紅一点が入ることはあまりありません。
また、男子運動部の女子マネジャーも紅一点的存在です。女子運動部には女子マネジャーがいることは少ないですし、ましてや男子マネジャーはほとんどいないでしょう。
「紅一点女子」は女が嫌い
バンドや部活での「紅一点女子」は、アイドル、姫、母、姉、妹、雑用係などの、いろいろな役割を求められがちです。そして彼女たちは、その状態は「ほかの女性からうらやましがられる、よいポジション」だと思っています。確かに、「紅一点女子」をうらやましいと思う女性もけっこういるものです。
「紅一点女子」の中には、男性の中で「姫」と呼ばれたりして「女らしさ」を前面に出すタイプもいます。
一方で、「私たちは恋愛とかじゃなくて仲間って感じだから」と、あえて「女らしさ」を封印するタイプもいます。
一見違うタイプのようですが、どちらも、「自分も女性でありながら、女性に対して否定的な感情や嫌悪感を持っているために、男性の中にだけ居場所を求めてしまう」という意味で同じ存在なのです。
また、「紅一点女子」の大きな特徴は、「女性には厳しいけれど、男性にはかなり甘い」ことです。「男の人ってやんちゃだから」とか「私がやらないとこんなこともできないんだから」などと、男性のマイナス点もむしろ肯定的にとらえてしまう。
しかし、「紅一点女子」は男性と同じことを女性がやったら許しません。
例えば部屋の汚い男性に対しては「男の人って、こういうところがだらしないのよね、私が掃除しなくちゃ」と許します(許すどころか、ちょっとうれしく感じたりする)が、部屋の汚い女性には「女としてあり得なくない?」と一刀両断です。
「紅一点女子」は男性のそういうダメな部分を、過剰に肯定してしまうことさえあります。男性もそれに甘えてしまうので、お互いにとってあまりよくない状態ではあるのですが。
「紅一点女子」はいつまでも、「男性の中に女性は自分一人」という状態が続けばいいと思っています。
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