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無農薬、直販の原木しいたけを世界に広めたい

お茶としいたけの貫井園3代目 貫井香織さん(後編)

  • 白河桃子

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2009年1月28日(水)

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 (前編から読む)

 今、農業に熱い視線が集まっている。

 1月17日付の日経新聞によれば、製造業などの雇用削減を受けて「地方自治体や関係団体による第一次産業への就業相談会が盛況」ということだ。農林水産業に特化した求人サイト「第一次産業ネット」は約90件の求人に対して5000人の登録があるという。

 パソナグループも2008年秋から「農業ベンチャー支援制度」を立ち上げているが、大手町のパソナグループの地下2階で農業をやっているのだ。水耕栽培や人口光の実験的な施設があり、見学者を受け入れている。Agri-MBA農業ビジネススクール農援隊も、2007年から始まっている。

貫井園3代目の貫井香織さん

貫井園3代目の貫井香織さん(写真:皆木 優子、以下同)

 お茶としいたけの貫井園3代目の跡取り娘、貫井香織さんも、「実際に農業をやってみると、農業が危機というのは本当なのかと思うほど、若い生産者にたくさん会うんですよ」と言う。「もっと農業に関連のない人生を送ってきた人が、職業として農業を選択できるような環境、制度、イメージ作りが必要だ」とブログにも書いている。

 4月に就農した貫井さんは、恵比寿ファーマーズマーケットで「農家のこせがれネットワーク」の仲間たちと出会った。恵比寿ファーマーズマーケットは、NPO法人(特定非営利活動法人)「日本アグリデザイン評議会」や、服飾デザイン専門学校などで有名なバンタングループが主催している。

 最近は、おしゃれな場所で生産者と消費者を直接結びつけるファーマーズマーケットが盛んだ。貫井さんは2008年10月にも三菱地所が主催した「丸の内Liveマルシェー丸の内を変えれば日本が変わる!自給率1%UP運動」というイベントにも参加しているが、食や農業への関心の高まりは、このようなイベントが増えていることでもよく分かる。

 貫井さんは今、「農家のこせがれネットワーク」のメンバーとなり、広報担当の一員となっている。「農家のこせがれネットワーク」は現在、NPO法人化に際して発起人を募集中だ。

コメント3件コメント/レビュー

最近、日本の農業に大変興味を持ちました。すでに70歳を越え、自ら農業をするのは無理ですが、農に関する本や論文を読んだりしています。日本の農業を「生き生きした農業」に変えるためには、農家自身が、「販路」をどのように「自分自身」のものに変えられるかにかかっているように思います。北海道の十勝地方の農家のかたがたに聞いたことですが、「麦と甜菜」が大半の農業は販売の自由度が極めて低く、国の政策にがんじがらめの状況で、40~50ヘクタールの広い農地を持ちながら農の継続を望まない農家も多いと聞きました。早急に改善しなければならない問題だと思います。(2009/01/30)

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最近、日本の農業に大変興味を持ちました。すでに70歳を越え、自ら農業をするのは無理ですが、農に関する本や論文を読んだりしています。日本の農業を「生き生きした農業」に変えるためには、農家自身が、「販路」をどのように「自分自身」のものに変えられるかにかかっているように思います。北海道の十勝地方の農家のかたがたに聞いたことですが、「麦と甜菜」が大半の農業は販売の自由度が極めて低く、国の政策にがんじがらめの状況で、40~50ヘクタールの広い農地を持ちながら農の継続を望まない農家も多いと聞きました。早急に改善しなければならない問題だと思います。(2009/01/30)

会社員としての安全を選ぶか、自営業で自由を選ぶか。でも、自由はとても厳しい。でも、やりがいはある。両方かじっている私は、恵まれている。・・・と思いたい。(2009/01/28)

しいたけの笠の裏側にハンバーグの種をくっつけて丸くし、焼いた「しいたけハンバーグ」というものを祖母が作ってくれますが、それがおいしくて大好きです。最近、農業をしている方から「農業大好き!農業最高!みんなもやろう!」という声を聞いて非常にうれしく、ワクワクしております。が、その成功している農家の方々を見ていくと、どうも「農協が悪く見える」のです。農協を使うとダメだから、直接違うルートで販売してうまくいっているのような記事をよく見かけます。せっかくこれだけ農業が盛り上がってきたのですから、ここで「農協についての総括」を行ってもいいのではないでしょうか。(2009/01/28)

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