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【9】「実家女子」と「長女女子」

「女子」と「実家」の距離

  • 深澤 真紀

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2009年2月13日(金)

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 母親に何でも相談をする娘、一緒に買い物をしたり、お互いの洋服を貸し合ったりする母娘はバブル期から増えてきて、「一卵性母娘」と言われたりしました。パラサイトシングルや晩婚化なども話題になりますが、娘たちにとって実家の居心地がいい、親も娘をそばに置いておきたい、というのも原因の1つでしょう。

 そんな実家が大好きな娘たちが「実家女子」です。

「息子よりも娘が欲しい」母親が増えている

 かつて日本では「跡取り息子」を産まなければいけないという抑圧が強かったのですが、今では男児でなく女児を求める社会になっています。

 「子供が1人だったら女児がいい」と言う妻は、1982年には42%でしたが、2005年には72%まで増えています(出生動向基本調査、1982年、2005年)。もちろん子供を2人産むことができれば男児女児ともに欲しいのですが、1人しか産まないのなら女児がいいと母親は思っているのです。

 この変化の背景には、一緒に買い物に行けたりして楽しいとか、自分たちに何かあったり年を取ったりした時に頼りになる(息子はその妻に取られてしまうから)という、母親の思惑があるからでしょう。「実家女子」は母親からも求められ、期待されている存在なのです。

 今どきの男子も家族や実家は大好きです。私も『平成男子図鑑』で「男子は家族が大好き」という章を立てて、「オカン男子」を紹介しています。

 それでも男性の方は、実家から独立した方がいいという社会や家庭からのプレッシャーを受けることがありますが、女性は「実家が好き」と言っても非難を受けることはあまりありません。

 そもそも「家事手伝い」という言葉が許されるのは女性だけです。『カジテツ王子』という、家事手伝い男子が主人公の青年マンガもあるのですが、男性の場合はニートと一緒にされてしまいます。家事手伝いの女性をニートと言う人はほとんどいないでしょう。

「実家女子」は父親と銀座でデート

 またかつては、母親と仲がいい娘であっても父親とはあまり折り合いがよくないこともありましたが、今の「実家女子」は父親とも仲が良く、「仕事帰りにお父さんと銀座のバーで待ち合わせて、食事をしながらお喋りをする」こともあります。おごってもらえるし、自分では行けないような店でおいしいものを食べられるし、ということだそうです。

 このように「実家女子」は父親も母親も好きで仲がよいのです。

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