• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

【11】「幸せ女子」と「成功女子」

「女の幸せ」はどこにある?

  • 深澤 真紀

バックナンバー

2009年2月27日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 「女の幸せ」という言葉があるように、女性の人生にとって「幸せ」は何より重要な要素です。

 一方で「男の幸せ」という言葉はあまり聞きません。男性にとって、「女の幸せ」に対応する言葉は「男の成功」かもしれません。

 日本では、戦後の高度経済成長からバブル期まで「男は仕事、女は家庭」という目に見える分業が行われてきました。それは言い換えると、目に見えない形で「男は成功を担当し、女は幸せを担当する」と分業されてきたことでもあるのです。

「成功女子」は「幸せ女子」が前提

 しかしバブル期に女性が社会に出るようになると、彼女たちも「“成功”も悪くない」と気がつくようになりました。そしてこれまでの「幸せ女子」だけではなく、「成功女子」も登場したのです。

 ところがどんなに成功したとしても、幸せでなければ女性にとっては十分な満足ではありません。「成功女子」なだけでは許されないのです。

 新聞の人物欄を読んで私が昔から違和感を感じているのは、例えばある賞を取った女性の科学者の紹介記事があると、科学者の紹介なのになぜか朝のお弁当作りのシーンから始まることです。

 「△△教授の朝はお弁当作りから始まる。その後実験室に行き、世界的な発見につながる研究に励む。夫も同業者で、一男一女のよき母」というような記事はよくあるものです。男性が受賞した記事ならば、そんなことは書かれません。

 このように女性には、どんなに大きな仕事の成功があっても、「成功女子」であることだけでは許されません。結婚や子育てを経た「幸せ女子」でなければ、周囲からも(そして自分からも)評価されないのです。

 一方で男性の場合は、「成功」すると「幸せ」がついてくるものです。そして「男の魅力」もついてくるものです。

 よく「男は仕事で成功すればもてるけれど、女は仕事で成功してももてない」と言われます。女性にとって「もてること」は「幸せ」の必要条件です。

どんどん増える「女の幸せ」の必要条件

 バブル期以降、女性にとっては幸せの必要条件が増えるばかりです。高度経済成長期ぐらいまでは「幸せ女子」の必要条件は「結婚」や「子供」くらいのものでした。

 今では「結婚」「子供」に加えて、「趣味」「友人」なども「幸せ女子」の必要条件となりつつあります。さらに「女としての魅力」も加わっています。

 「成功女子」の必要条件にも、「仕事の成功」だけでなく「女としての魅力」は欠かせないものになっています。

 こんなに、何もかも手に入れなければいけないとなると、「幸せ女子」も「成功女子」もなかなか大変です。

コメント14

「深澤真紀の平成女子図鑑」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

トランプ政権のここまでの動きはスロー。

ジョセフ・ナイ 米ハーバード大学特別功労教授