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【10】悩み事を、むやみに人に相談しない

四谷から新宿まで歩いてみる

  • 深澤 真紀

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2009年3月2日(月)

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 悩んでいることや困ったことがあると、他人に相談したくなるものです。しかし悩んでいる時は、相談するよりも先にやった方がいいことがあります。

 「誰かに相談する時には、既に自分の答えが決まっている」とよく言われますが、確かに自分の出した結論を誰かに肯定してほしい時に、相談という形で話を持ちかけることがあります。

 もう一方で、答えが決まらないで迷っている時に持ちかける相談もあります。

答えの出ない悩みがあったら?

 誰かに相談をしようと思った時に最初にすべきことは、自分がどちらの意味で相談をしたいのかを考えることです。

 自分の中で答えは決まっていて、背中を押してほしいのか?

 それとも、答えが出ずに本当に悩んでいるのか?

 せめてここまでは、1人で考えてみましょう。

 「答えが決まっている」場合に相談をするのは「具体的に応援をしてほしい」からです。例えば、「転職をしたいけれど家族が反対をしていて、どうすれば説得できるのか」という時には、自分も転職の経験があったりして、具体的なアドバイスをくれる人に話をするのもいいでしょう。

 しかし、「自分でも(転職すべきかどうか)答えが出ない」時には、自分のことを応援したり肯定してくれそうな人に会わない方がいいのです(電話やメールもしない方がいいでしょう)。

 なぜなら、相談相手は「きっとこう言ってほしいんだろうな」と先回りして、勝手に答えを出してしまうことが多いからです。

 自分に転職する意志が固まっていればそれでもいいのですが、本当は決めかねているのに「それは転職した方がいいよ」と答えを出されてしまうと、相手の答えに流されてしまうからです。

相談を巡る「ドラマチックな物語」

 悩んでいる時には、自分のことを応援してくれる人や肯定してくれそうな人に、むやみに話さない方がいいのです。自分で考えることを放棄してしまいかねませんし、下手をすると相手が喜ぶような結論を出してしまうようになるからです。

 「自分の相談に乗ってくれる人は、本当に自分のために言ってくれている」わけではありません。

 もしかすると、相談相手は無意識的であっても、答えを出すことであなたを支配したいと思っているかもしれませんし、相談を持ちかけるあなた自身も誰かに支配されたいと望んでいるのかもしれません。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官