• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

結果を出した女、石原真理子

「婚活」から1年。結婚率は上がったのか?

  • 白河桃子

バックナンバー

2009年3月11日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 先日テレビで、「石原真理子と玉置浩二の結婚についてどう思いますか?」というインタビューを受けた。正直、ワイドショーで仕入れた以上の知識はないのだが、石原真理子は「自ら行動し、結果を出した」という点において、厳しい結婚氷河期を生きる女性たち、特にアラフォー世代に「やるじゃん!」という程度の評価はもらったのだと思う。内実はどうあれ、「結果を出した者」は強い。

 中央大学の山田昌弘教授との共著で『「婚活」時代』を上梓して、そろそろ1年。おかげさまで、「婚活」という言葉がブームになったのはよいのだが、実際のところ、婚活の結果を出している人はどのくらいいるのだろうか?

女性は、婚活の努力が報われやすい

 婚活に関して、既に東京大学社会科学研究所がアンケート調査をしていた。この調査は2007~08年の間に「結婚活動」をした人について行われたもの。調査対象は21歳から41歳の男女3965人である(調査の時点では、まだ「婚活」と呼ばれてはいなかったが、結婚活動をしている人は昔からいたということである)。

 その結果、1年間で結婚相手を見つけるための何らかの婚活を行った未婚男女は、男性39%、女性36%である。

 婚活の方法で一番多かったのが、1位が「友人・知人に紹介を依頼」、2位が「合コンに参加」(東大ではこの両方を、「ネットワーキング型」と名づけている)。男女ともに紹介は5割以上、合コンは4割以上。また、お見合いパーティーや結婚相談所などを利用するのが、「フォーマル紹介型」で、こちらは男女ともに30歳を超えると体験者が増加する。

 そして2007年時点で「交際相手なし」の人が、婚活することで1年後にどうなったか? 2008年に「交際相手あり」に移行した人の割合を「移行率」とすると、女性の場合、婚活しなかった人の移行率は13%なのに、婚活した人の移行率は21%まで上がる。約2倍だ。女性は、積極的に動くことで、ちゃんと結果を出している。努力は、報われるのだ。

 しかし残念ながら男性の場合、婚活した人としなかった人の「移行率」の差は小さい。つまり婚活の結果は、「女高男低」なのである。

 いったい、なぜなのか? 『非モテ! 男性受難の時代』(三浦展、文春新書)にあるように、「男性が選ばれる時代」だからなのか?

 その考察は後日に譲るとして、とにかく女性にとって、「婚活」(山田教授によれば、「自分の魅力を高めたり、積極的に出会いの機会を作るなど、結婚を目的とした活動を意識的に行うこと」)が有効であることは、確かなようだ。自分で動く女性は、「石原真理子のように結果を出せる」のである。

 そして「どのような婚活が一番効果的か?」という問題に関しては、東大の調査では確たる結果が出なかった。しかしカレシができた人が行った活動としては「友人・知人の紹介」が有効性が高く、経験者も多いという結論だった。

 今、日本人の「結婚に至る出会いのきっかけ」第1位も、「友人・知人の紹介」という「友縁結婚」だ(2005年、第13回出生動向基本調査より)。やはり、今は「ネットワーク力」「コミュニケーション力」がある人が交際相手をゲットし、結婚する時代なのだ。

コメント19

「白河桃子の「“キャリモテ”の時代」」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック