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婚活から結婚まで、何年かかる?

3カ月で諦めるのは早すぎる

  • 白河桃子

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2009年3月25日(水)

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 「3カ月ほど頑張ったんですが、なかなか結果が出ないので、飽きてしまいました」
と語るのは、「婚活女子」のユリエさん(33歳、広告代理店勤務)。

 婚活という言葉を最近初めて知ったと言うユリエさんは、就職氷河期世代だ。「婚活と聞いて、ピンときました」。実はユリエさんは、就活(就職活動)に乗り遅れた苦い経験がある。大学生の頃、周囲の友人たちが早々と就活を始めていたのを見て、「出遅れた!」と思った。今の職場にはそこそこ満足しているが、「就活をやりきれなかった。もっと就活を極めていたら…」という悔いが、心の底にいつもある。

 「だから、婚活は極めたいんです。就活にはマニュアルがあった。婚活にもどんな手段があるのか、ちゃんと知りたいんです」

「就活で失敗したから、婚活は極めたい!」

 キラキラした目で語るユリエさん。生まれて初めてお見合いパーティーに参加して、「一度にこんなに多くの人の中から、相手を選ぶという方法があるんだ」と目からウロコが落ちた。33歳のユリエさんだが、4人の男性が最後のフリートークの席を争ってくれた。

 「私、まだまだイケる。大丈夫」。自信を深めたユリエさんは3カ月間で、パーティー、合コンなど、「婚活」らしい催しには一通り参加してみた。今度は、料理合コンと趣味のサークルに行こうと思っている。

 自己分析も怠らない。自宅でパーティーをしたある時、ユリエさんの友人夫婦が部屋に固定カメラを据えて、ビデオを撮ってくれた。「初対面の男性と一緒にいる時、ユリエは良いところが出せていない」と言うのである。まるで、就活の模擬面接のようだ。

 「ほら、ここだよ。これが違う。『彼の行ったレストランに私も行った』ということで共感するんじゃなくて、『そんな素敵なレストランに行く彼がすごい』という目線で共感しなくちゃ!」。ビデオを見ながらの友人夫婦の厳しいダメ出しに、へこむこともあったが、ともあれユリエさんは3カ月間、婚活に励んだのである。

 …しかしそんな婚活も、いっこうに結果が出ないことで、飽きてしまったという。

 ある女性誌のヒアリングでも、婚活女子たちの悩みは「結果が出ない」こと。結果を出したのは、ヒアリングした15人中3人だった。彼女たちの婚活の内容は、合コン、お見合いパーティー、恋愛本を読むこと、結婚相談所に登録するなど。

 中には結婚相談所のカウンセラーに「女性らしさのアピールが足りない」と言われ、興味のなかったファッションやメークのレッスンを受け、泣きながら巻き髪の特訓をしたというスポ根もののような婚活をしている人もいた(「泣きながら」という苦労はよく分かります。筆者も巻き髪がうまくできないので)。

 問題は、彼女たちがこんなに頑張っても結果が出ないこと。しかし結論から言うと、結婚相手がそんなに簡単に見つかるものなら、みんな苦労はしないと思う。結果を急ぎすぎてはいないだろうか?

コメント7件コメント/レビュー

私は、専業主婦の嫁と子供2人を持つ33歳男性です。この属性でコメントすると、「上から目線でコラム読んでいるんでしょ!」とか言われそうですが、そうではなく、確かに婚活をしている同級生女子を目の当たりにして、このコラムを読むと、リアリティがあるなと思って読んでます。正直言って、結構カワイイし、仕事もできるし、女友達として接している分には、まったく結婚できない理由がわからない女友達を見ていると、「必要なのは運なのかなあ」ぐらいに思います。ただ、自分や嫁は、婚活という言葉がはやる前の25歳頃に結婚しましたが、「何故結婚したの?」と言われても、そんな気分だったから・・・としか言えませんでしたが、当時「そんなに早く運命の人を決めてもいいの?」と結構多く聞かれたことには違和感がありました。「何を持って早い?」「じゃあもう少し待てば、何か判断基準ができるの?」という感じたことがありました。オトナになった同級生は、きっとこの判断基準を持ってしまい(基準の良し悪しはわかりませんが)、それに見合う相手がいないだけ(見つかってないだけ)ってことですかね。結婚は勢いが必要と思います。(その後、家事育児をどう2人で分担するかなどは、時代と関係なく、個々人の性格と教育によるものだと思います)(2009/03/25)

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私は、専業主婦の嫁と子供2人を持つ33歳男性です。この属性でコメントすると、「上から目線でコラム読んでいるんでしょ!」とか言われそうですが、そうではなく、確かに婚活をしている同級生女子を目の当たりにして、このコラムを読むと、リアリティがあるなと思って読んでます。正直言って、結構カワイイし、仕事もできるし、女友達として接している分には、まったく結婚できない理由がわからない女友達を見ていると、「必要なのは運なのかなあ」ぐらいに思います。ただ、自分や嫁は、婚活という言葉がはやる前の25歳頃に結婚しましたが、「何故結婚したの?」と言われても、そんな気分だったから・・・としか言えませんでしたが、当時「そんなに早く運命の人を決めてもいいの?」と結構多く聞かれたことには違和感がありました。「何を持って早い?」「じゃあもう少し待てば、何か判断基準ができるの?」という感じたことがありました。オトナになった同級生は、きっとこの判断基準を持ってしまい(基準の良し悪しはわかりませんが)、それに見合う相手がいないだけ(見つかってないだけ)ってことですかね。結婚は勢いが必要と思います。(その後、家事育児をどう2人で分担するかなどは、時代と関係なく、個々人の性格と教育によるものだと思います)(2009/03/25)

2年かかるって事は、婚活をサポートしている人たちは出会いをサポートしているということでしょうか?出会いが増えればそれだけ結婚の可能性は高くなります。出会った後、結婚までは自由にどうぞ、という感じなんでしょうかね?また、最近藤原紀香が離婚しましたが、結婚した後の責任ってどうなっているんでしょう?私にとってはまだまだナゾの多い業界です(笑)(2009/03/25)

転職業界の最大の役割は、求職者に自分が高望みであることを理解させ、自分の商品価値に対する期待値を調整し、マッチングを実現することです。結婚業界も、転職業界と同様です。ネット婚活がうまくいかない理由は、リアルの結婚相談所と異なり、サービス提供者側に期待値の調整機能がないからです。サービス利用者は30歳前後で社会経験も長いわけですから、「『理想』を追い求めていては2年どころか10年経ってもパートナーは見つからない」ということを理解する必要があります。(2009/03/25)

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三品 和広 神戸大学教授