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「ノシ」って何!? 難解なネット用語に翻弄されて

  • 北湯口ゆかり

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2009年4月13日(月)

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 アラフォー世代で、インターネット好きの野中アミ。最初は偏見から敬遠していたオンラインゲームだが、友人が熱中しているという話を聞きつけ、好奇心から始めてみることに。そこから、オンラインゲームを楽しむ人々との様々な交流が始まった。

※文中に登場するゲーム用語については、前回記事のゲーム用語解説をご覧ください。

 大人数が同時に参加するオンラインゲームでは、いかに人と交流するか、会話でコミュニケーションを図るかが、よりゲームを楽しむためのカギだ。

 もちろん、誰とも会話をせず、ソロプレー(1人遊び)に徹しても遊ぶことはできる。ゲームの仕様に、ソロプレーを意識した要素が豊富に盛り込まれているゲームもある。

 そうでなくても、序盤は依頼されたクエスト(仕事)をこなしていけば簡単に自分のレベルが上がり、必要な装備やアイテムも集めやすい。他の人の存在をそれほど気にすることなく、楽しみを見いだせる。

 パソコンでのゲームに慣れていない人にとっては、操作やゲーム内の決まりごとを覚えるのに精いっぱいで、自分以外のプレーヤーにまで気を回す余裕がないこともあるだろう。

 しかし、ふとしたきっかけで他のプレーヤーと会話する機会が増え、交流が始まると、ゲームへの関わり方は明らかに変わる。楽しみ方の選択肢が広がるからだ。それは、今までのソロプレーが物足りなく感じられるほどの大きな魅力だ。

 とはいえ、誰かと関わろうとすることは、楽しさと同時に煩わしさも予感させる。同じゲームをしているという共通点はあっても、相手は見ず知らずの他人だ。個人的な情報は何も分からないだけに、警戒心も働く。必要以上に気を使わなければいけないようで、億劫な気持ちが先に立ってしまうこともやむを得ないだろう。

 ゲーム内に、安心して会話できる相手を作れるか否か。オンラインゲームの魅力にのめり込む人と、そうでない人との違いは、そこにある。

ソロプレーからの脱却

 ゲームを始めたばかりの頃、アミはソロプレー派だった。ワーキングウーマンとして社会で揉まれてきたアミにとって、日常で何かと気を張ることも多く、個人的な楽しみでまで煩わしい思いはしたくない。面倒くさい、という気持ちが先に立っていた。

 前回、「ミーア」と名づけた自分のキャラクターに「玄武」という名のキャラクターが支援してくれたことから、初めて他のプレーヤーと会話を交わした。以来、同じような場面でお礼や挨拶程度の会話はできるようになった。

 しかし、こちらから積極的に人に話しかけたりすることはせず、マイペースを保ちながら、新しく始めた趣味の雰囲気を楽しんでいた。

 オンラインゲーム初心者だと、“悪目立ち”しそうで恥ずかしいと思っていたけど、自分が気にするほど、人は自分のことなんて気にしていない。他のキャラクターたちは、こちらから話しかけなければ、スッと素通りしてくれる。都会の雑踏のようなものね。心配することなかったわ。

 そう考えていたアミだったが、ゲームの操作に慣れてきた頃から、少しずつ寂しさを感じるようになっていた。会話ウィンドウには、絶えず誰かのメッセージらしきものが表示されている。誰かと誰かが楽しそうに話をしているのだろう。

 自分は関係ないから、最初は気にしないふりをしていた。しかし、「誰かと話をしてみたい」「あんなふうに楽しく会話の輪の中に入りたい」…アミは、いつしかそう思うようになっていた。

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官